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サブ組との差(11/16日本対ベネズエラ)

2018-11-16 23:00:47 | ワールドサッカー
今日の日本代表対ベネズエラ戦は、1-1の引き分けに終わりました。この試合で印象的だったのは、ベネズエラの強さでした。パスが綺麗に回り、SBを上げてくるタイミングも良く、1トップのロンドンも体の強さで日本DFに勝てました。危ない場面も何度も作られ、相手の決定的なシュートをゴール前で冨安がギリギリ追いついてクリアするような場面もありました。

それでも、ベネズエラにも弱点はありました。それは4バックを引く最終ラインが揃わない時間があることです。日本としては、1トップの大迫を追い越していく3シャドーのダイナミックさを十二分に出せる相手でした。もっとも、そうやって作った決定機を、中島翔哉や堂安律が決められなかったことでこの試合を難しくしてしまいました。

先制点は日本に入りました。中島翔哉が蹴った長い距離のFKから、ファーサイドでジャンプして足でボレーシュートという難しいプレーを見せた酒井宏樹のゴールです。意外にも酒井宏樹は代表初ゴールで、内容的には苦戦でもリードして結果だけは出せている試合の予定でした。

この試合は親善試合なので、日本もベネズエラも選手を大きく入れ替えてきます。日本は4人を交代させましたが、すべて1トップ3シャドーという攻撃の選手です。その、交代した日本の選手たちが、スタメン組のような連動を見せられなかったことが結果的に響きました。上手さでキープできた大迫に代わって1トップに入った杉本は、相手のフィジカルの強さに苦しみ、下がってボールを受けてしまいました。

そうなればベネズエラも攻めに迫力が増します。1トップのロンドンに代わって入ったマルティネスは、小柄なスピード型で日本にとってはマークしにくく、終盤はベネズエラのパス回しを日本が止められなくなってきます。そんなときに、ゴール前に入れたボールの処理からPKを奪われ、それを決められて試合は1-1の引き分けに終わりました。

日本としては、この試合は課題が多く出たと思います。スタメン組とサブ組の力の差は、今の時点では残念ながら大きいと言わざるを得ません。アジアカップが消耗戦でチーム全員が活躍する必要があるので、もう少しスタメン組を脅かす存在が出てくれないと困ります。

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