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大相撲夏場所中盤戦

2018-05-23 22:48:46 | 他スポーツ
大相撲夏場所の10日目を終えて、写真の関脇栃ノ心が10戦全勝で単独トップに立っています。栃ノ心は今場所が大関挑戦の場所ですが、11勝が目安と言われる大関昇進はほぼ間違いなく、それよりも1敗で追う横綱鶴竜、横綱白鵬との優勝争いが期待されています。栃ノ心は対白鵬24連敗という不名誉な記録も持っていますが、それが止まるのは時間の問題になってきた印象です。

今場所の栃ノ心は、得意の左上手を早めに取ることができています。相手は両差しを狙ってくることが多いですが、今場所の栃ノ心はたとえ両差しになられても、上手からの引きつけで優位に相撲が取れます。昨日は190kgの巨漢千代大龍を吊り寄りで寄り切るなど、腕力なら幕内No.1の実力を遺憾なく発揮しています。

横綱白鵬は、この横綱にしては珍しく、序盤に平幕阿炎(あび)に敗れて1敗を喫しています。しかも、その内容は立ち合いで遅れを取り、引きに出たところを押し出される最悪の内容でした。先行逃げ切りが多いこの横綱にしては苦手な展開ですが、それでも栃ノ心との直接対決を残しており、自分で引きずり下ろすつもりでしょう。

今場所は休場者が多いのが残念です。初日から休場の稀勢の里、高安のほかに、豪栄道が途中休場して上位は白鵬と鶴竜だけです。両大関が来場所はカド番になるので、新大関の誕生は待たれていますが、栃ノ心が新たな上位力士になって土俵を締めて欲しいと、栃ノ心は既に大関のようなファン心理です。

下位では、白鵬に土をつけた平幕阿炎です。5勝5敗と勝ち越しは微妙な成績ですが、初めての上位挑戦でこの成績は大健闘です。突き押しですが、師匠の元関脇寺尾のようにまわしを引いてもある程度相撲が取れる柔軟性を持っています。大きなチャンスなので、是非とも勝ち越して三賞を受賞して欲しいものです。

39歳6か月という史上最年長での入幕記録を出した大ベテランの安美錦は2勝8敗と苦しんでいます。今場所はどこか痛めているらしく、まっすぐ当たってからまともに引く相撲で相手が落ちるのに期待という、ちょっと元気のない相撲です。それでも、2番勝てるのですから、相撲はやり方次第というところはあるのですね。

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