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甲府戦マニアック分析

2018-06-10 17:07:39 | 浦和レッズ
後半頭で、柏木が投入されトップ下に入ります。逆転には2点が必要になった浦和としては、思い切って攻めに出るしかありません。マルティノスが交代した右MFに山田直輝が回りました。しかし、ボールこそ一時的には支配したものの、後半の戦い方は良くなかった印象です。理由は甲府につながせてしまったからです。

特に、武藤out李inで2トップにしてからの戦い方は変でした。2トップのつもりだったのでしょうが、浦和の良くないときのパターンである、興梠がサイドに開き始める展開になってしまいました。興梠のFWは評価していますが、MFとしてはあまり魅力がないです。浦和が攻めようと思うあまり、無理にFWを次々と投入したことが裏目に出たと思います。

甲府は勝てるとみて、FWの堀米と森を下げて、リンスと田中佑昌を入れてきました。この二人にはうまくボールが入っていました。リンスは余裕があると見て、個人技で一気に持っていくプレーも見せていました。浦和としては、攻めたいと思う気持ちが空回りして、甲府にチャンスを与える最悪の展開になってしまいました。

最後、阿部勇樹を下げて武富を入れてさらに前の選手を増やしましたが、ボランチに回った柏木が持っても出すところがなく、ついには負けている展開でありながら後ろで回すような疑問の残るプレーも出始めました。オリベイラ監督は最後はマウリシオの急造FWという手を打ち、DFに青木を下げて組み替えましたが、そのマウリシオのヘディングシュートがポストを叩くという不運もありました。

浦和としては、やはり1stレグでひどい戦いをしてしまったつけが来ました。3点差でないと勝てない条件で、しかも甲府のチーム状態は最高と来ては、ノーチャンスだった印象を受けます。オリベイラ監督は1stレグのひどさは認めていますが、それでも2点だったことでチャンスはあるとコメントしていましたが、今の浦和では逆転できる力はなかった印象です。

これから、中断期間で何ができるかが、浦和の今後を決めます。オリベイラ監督は「動いている船に途中からヘリコプターで乗り移ったよう」とチーム状態を把握できていないことは認めています。思い切って戦術を変えるとすれば今しかチャンスはなく、最悪の場合でも残留だけはできるように、チームの総力を結集して欲しいです。




























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