今年もスーパーラグビー(SR)の季節がやってきました。以前のように、アウェイ戦を含めた全試合見るほどの熱気は冷めましたが、それでも日本を代表する選手たちが豪州、NZ、南アフリカの選手たちと本気で勝負するSRは楽しみにしています。昨日は開幕戦で、シンガポール開催だったシャークス戦がBS日テレで放送されていました。
最近は代表戦やサンウルブズを映像で見るようになったので、少しは相手を見る余裕もできてきました。相手のシャークスはFWの強さを前面に押し出してくるチームで、スクラムやモールを押し込んでくるのが攻撃の大きなパターンです。これに対し、サンウルブズも対策を練ってきました。写真のSOヘイデン・パーカーから出るキックパスからの展開です。
日本代表とは違って、SRのサンウルブズは外国の代表キャップを持つ「助っ人」もありのルールですが、スタイルは日本風です。バックス中心に球回しで勝負する、日本ラグビーのいいところを出そうとするための手で、事実このパーカーのキックパスを13番のシェーン・ゲイツが拾ってから独走でトライを決めて、一時10-3とリードを奪った時間もありました。
しかし、シャークスは南アフリカ代表経験者がチームの半数を占める強豪です。SRでも上位の常連ということで、少しずつサンウルブズを上回るところを出してきました。まずは南アフリカ特有の身体能力の高さです。南アフリカ代表のラグビーを見ていると、超人的な能力でトライを取るラグビーをしますが、この日はFWの1番ムタワリラを中心にモールを押し込んで同点トライを決めます。
その先はサンウルブズに、出てはいけないミスが出ました。FW戦で劣勢のサンウルブズは、WTBがどうしても内側の突破を意識し過ぎて、そのサイドにいるWTBへの意識が途切れる時間がありました。これで2度、相手WTBにフリーで走り込まれて勝負ありでした。後半はサンウルブズは無得点に抑えられ、終わってみれば10-45と大差をつけられる結果になりました。
今回のサンウルブズは、勝ちを意識したのか外国人主体のメンバーで臨みました。日本人選手はSH茂野、PRヴァルアサエリ愛(帰化)だけでした。しかし、結果的に大敗だった以上、W杯のために日本人選手を使うべきという意見も出るでしょう。それだけ、SRというのが厳しい戦いだということに、ようやく慣れてきました。
最近は代表戦やサンウルブズを映像で見るようになったので、少しは相手を見る余裕もできてきました。相手のシャークスはFWの強さを前面に押し出してくるチームで、スクラムやモールを押し込んでくるのが攻撃の大きなパターンです。これに対し、サンウルブズも対策を練ってきました。写真のSOヘイデン・パーカーから出るキックパスからの展開です。
日本代表とは違って、SRのサンウルブズは外国の代表キャップを持つ「助っ人」もありのルールですが、スタイルは日本風です。バックス中心に球回しで勝負する、日本ラグビーのいいところを出そうとするための手で、事実このパーカーのキックパスを13番のシェーン・ゲイツが拾ってから独走でトライを決めて、一時10-3とリードを奪った時間もありました。
しかし、シャークスは南アフリカ代表経験者がチームの半数を占める強豪です。SRでも上位の常連ということで、少しずつサンウルブズを上回るところを出してきました。まずは南アフリカ特有の身体能力の高さです。南アフリカ代表のラグビーを見ていると、超人的な能力でトライを取るラグビーをしますが、この日はFWの1番ムタワリラを中心にモールを押し込んで同点トライを決めます。
その先はサンウルブズに、出てはいけないミスが出ました。FW戦で劣勢のサンウルブズは、WTBがどうしても内側の突破を意識し過ぎて、そのサイドにいるWTBへの意識が途切れる時間がありました。これで2度、相手WTBにフリーで走り込まれて勝負ありでした。後半はサンウルブズは無得点に抑えられ、終わってみれば10-45と大差をつけられる結果になりました。
今回のサンウルブズは、勝ちを意識したのか外国人主体のメンバーで臨みました。日本人選手はSH茂野、PRヴァルアサエリ愛(帰化)だけでした。しかし、結果的に大敗だった以上、W杯のために日本人選手を使うべきという意見も出るでしょう。それだけ、SRというのが厳しい戦いだということに、ようやく慣れてきました。