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チェルシー対ニューカッスル

2018-09-13 22:14:03 | ワールドサッカー
イングランドプレミアリーグ、ニューカッスル対チェルシーのビデオを前半だけ見ていました。ニューカッスルといえば日本代表FWの武藤嘉紀ですが、残念ながらベンチスタートでした。そのため、純粋に戦術的な攻防を見ることにしました。チェルシーは前ナポリのサッリ監督が率いています。銀行員から監督に転身した異色のキャリアを持ちます。

チェルシーは4-3-3の布陣でした。アンカーのジョルジーニョをナポリから一緒に連れてきており、このジョルジーニョが持ってからサイドのカンテ、コバチッチが前に進むという狙いです。ニューカッスル相手にボール支配率80%近い、圧倒的な優勢を作りますが、ニューカッスルのベテラン監督、ラファエル・ベニテスの策の前に0-0で折り返すことになります。

ベニテスが立ててきたチェルシー対策は、5-4-1の布陣で引いて守るものでした。前にはベネズエラ代表のロンドンを一人だけ残して、中盤の4人もバイタルエリアまで引いて、最終ラインは5バックにしてチェルシーが攻めるスペースをなくす狙いです。チェルシーには、圧倒的な個人技を誇るFWのアザールがいるので、彼が何度もドリブルで仕掛けてきました。

しかし、アザールといえど、相手DFが3枚ついてきてはシュートを放つのは困難です。何度かゴール前に入ってきたアザールでしたが、シュートコースがないことが多くそのシュートは外れました。また、解説の山本昌邦さんによれば、5バックはDFが思い切って前に出られる戦術ということです。たとえ前に出たとしても、後ろに4枚残っていれば十分に守れる計算が立ちます。

それでも、ニューカッスルは攻撃にはほとんど出られませんでした。中盤の4枚がボールを受けて、1トップのロンドンがキープするのが攻撃を機能させる条件ですが、チェルシーの前からの守備の前に、ロンドンにはほとんどボールが入らず、ニューカッスルはほとんどの時間が守りという劣勢を強いられました。

やはりサッカーは攻撃をしてこそなので、ニューカッスルはきっと逃げ切れなかったと想像していますが、続きは時間ができたら後で見てみたいと思います。
コメント
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