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HPの情報からわかりにくいこと…

2021-09-10 18:08:00 | 日記
最近 "ダーマペン4" を用いる治療に関して「他のクリニックとの違い」についてお問い合わせを頂くことが多いです。
大がかりな設備や機器を必要とせず、ハンディなダーマペン1つで治療出来ます。そのため色々なクリニックで取り入れやすく、多くのクリニックさんで治療が行われているのが現状です。

同時に診察の際に「以前ダーマペン治療を受けたけれど殆ど効果がわからなかった」と仰る患者さんもおられます。






基本的にダーマペンはお肌に傷跡が残らないくらいの微細な傷をたくさん作り(ニードリング) 創傷治癒を利用して肌質の若返りや過去に出来てしまった傷跡やニキビ跡を目立たなくする治療です。

特に傷跡やニキビ跡に対してはかなり(勿論その時のお肌のコンディションも見ながらですが) ガッチリと傷をつくらないとなかなか効果がでないと思います。

そしてもう1つのポイントは「創傷治癒をブーストupする工夫がなされているか?」です。当院のダーマペン治療の最大のメリットはENVIRONのトリートメントと組み合わせているところです。
ビタミンAのトリートメントやホームケアは組織のダメージ修復力をupさせますので紫外線老化対策にお勧めすることも多いのですが、ダーマペンのような「傷を作る治療」においてもかなり大きな仕事をしてくれていると思います。

① ガッチリとニードリングして
② 開けた穴から高濃度のVit.Aを導入する

これが当院のダーマペン治療の特徴です。
治療後の導入は他のクリニックさんでも行っていると思いますが大切なのは「何を導入するか」です。その点においてENVIRONは最も適しているのではないかと思っています。
普段は注入治療に使っているPRP(多血小板血漿) もダーマペンのようなニードリング治療に組み合わせてみるのも良いと思います。(コスト的になかなか現実的ではないかもしれませんが…)