こばとの独り言

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「オトメ*ドメイン」 体験版(体験入学編)

2015年12月19日 19時12分03秒 | 美少女ゲーム

2016年発売予定ぱれっとクオリアデビュー作「オトメ*ドメイン」の体験版体験入学編をプレイしてみました!

ぱれっとクオリアは、ぱれっとの姉妹ブランドになりますね。C88で発表されて以来しばらく音沙汰なしだったんですが、最近ようやく情報がポツポツと出るようになり、今回体験版の体験入学編が公開されました!

オトメ*ドメイン 概要
身寄りを亡くした主人公・飛鳥湊が大財閥のお嬢様・西園寺風莉に拾われ、彼女が理事長を務める白鈴女子学園に女装して通うことになるという女装主人公モノです。
ヒロインは、湊の後見人となった西園寺風莉、湊や風莉のクラスメイトの貴船柚子、同じ寮に住む1つ下の後輩・大垣ひなたの3人です。3人とも見た目は美少女だけど残念系お嬢様というのが共通項になります。というか、お嬢様学校ですが、残念系女子しかいないらしいw
体験入学編では、ヒロイン3人の紹介も兼ねたシナリオの1シーンをそれぞれ1つずつ見ることが出来ます。

製品版のあらすじ・感想はこちら↓
大垣ひなた編】【西園寺風莉編】【貴船柚子編】 

オトメ*ドメイン 体験版(体験入学編) あらすじ
【西園寺風莉編】
湊が転校してきて数日経ったある日の放課後、湊は風莉に理事長室に連れて行かれます。理事長室で2人きりになった後、風莉は突然「オチ○チンを見せてほしいの」と言い出しますw
いきなりの下ネタに驚く湊は理由を尋ねます。すると、風莉は先ほど教室で湊とクラスメイトの皆見美結の会話を聞いていて気になったことがあると言うのです。
美結が裁縫が苦手で出来ないと言っていたため、湊がそれならボクのところに持って来れば直すという話をしていました。
湊にとってはそれはただの雑談でしたが、その会話を聞いていた風莉は本物の女の子である美結よりも女の子らしい湊に対し、本当に男の子なのか疑問を感じたのですw
あくまでオチ○チンを見せることを要求する風莉に対し、それなら胸を触ってみれば分かると譲歩案を言うと、風莉は湊の胸を触りますが・・・男の子っぽくないけど女の子っぽくもないからとひとまず男の子であることには納得します。
話も一段落して湊に紅茶を淹れてもらおうとした風莉ですが、朝クッキーを焼いてきたと嬉しそうに話す湊を見て、再び男の子かどうか疑問に感じるのでしたw
【貴船柚子編】
ある日、寮の柚子の部屋の前で丁度部屋から出てきた柚子と顔を合せた湊。しかし、そのとき少しだけ見えた彼女の部屋を見て、これまで知ってても何も言わずにいた湊はついに我慢できなくなり、柚子の部屋に押し入ります。
柚子の部屋は食べ物の類こそなかったものの、服が散乱した酷い有様の汚部屋になっていました(食べ物は以前虫がわいたので部屋で食べるのは控えてるらしいw)。
大抵のものはクリーニングに出していてどこに何があるのかも把握しているという柚子に対し、湊は呆れてひとまず彼女の部屋の片づけをすることになります。
すると、散らかってる下着類の中に脱いだものと洗濯したものが混在していることが判明。柚子はそれを匂いを嗅いで見分けていると言いますw
あまりの酷さに湊はこれからは柚子の部屋の掃除と洗濯を自分が行うことにします。その後、洗濯に関しては何故か他の女子の下着も全部まとめて洗濯することになりました。しかし、男である湊にとって女の子の脱ぎたての下着に触れられることはちょっとしたご褒美でもありましたw
【大垣ひなた編】
夕飯の支度をしていると、ひなたがコスプレ衣装を着てやってきます。自称・東方将軍ツァラトゥストラと名乗り成りきっているひなたの話に合わせていると、ひなたは成りきっている自分のことをまともに相手してくれる湊に感動します。
痛々しい発言をするひなたですが、湊が注意すると素直に言うことを聞き、味付けを変えるお礼にと夕飯の手伝いを始めます。彼女の中二設定のことについて色々と話をしながら料理をする2人。そんな彼女を見て、湊は妹っぽく感じつつ、女装している自分と似ているのかもと思うのでした。

オトメ*ドメイン 体験版(体験入学編) 感想
体験入学ということもあり、簡単なキャラ紹介を兼ねた一部のイベントを見るだけなので、内容としてはほんの僅かです。でも、キャラの特徴はある程度掴めるし何より面白かったので、これでも充分かと思います。
先ず、ひなたちゃんがめっちゃ可愛い。辛口だって知ると急に素に戻ってしおらしくなって涙目になるし、味付けを変えようとしたらちゃんと食べられるから平気って言って気遣いも出来るし、湊のいう事を素直に聞くし、説教を入れたらビクビクして怯えだすし、子犬系で妹っぽい感じがしていいですねw 中二病で痛々しい発言はするけど、根は素直で良い子ですね。小柄なのにおっぱいは大き目ですし実に私好みです!!ロリ巨乳万歳ヽ(´ー`)ノ
風莉は湊が男であることを知る唯一の人物で、クールだけどポンコツ系女子。非常にマイペースでクールだけど下ネタも平気で言いますねw 最初の言葉が「オチ○チンを見せてほしいの」には笑ったwww しかも、何度も言うしwww
柚子は黒髪ロングで親しみいやすい現代風大和撫子なお嬢様。少なくとも雰囲気はw しかし、実際は家事全般が苦手でお茶目なところがあり、部屋は散らかしっぱなしの汚部屋状態で大和撫子とは程遠い女の子w とにかくおっぱいが大きいので色々と期待したいところではあるw
主人公の湊はお嫁さんスキルが並の女の子よりも高い男の子。割と物事をハッキリ言う・・・というか、周りがボケしかいないので必然的にツッコミ役になってる感じw 柚子とかは的確なツッコミを入れられて凹んでるしw まぁしかし、女装系男子は本当に可愛いのが多いですねw しかも湊は何もせずに素でアレなのだから恐ろしいですw ボクっ子ですけどw
他にサブキャラも出てましたけど、クラスメイトの美結も寮母の七海も残念系でしたねw つまり登場人物のうちまともなのは湊だけということになりますw 湊のツッコミがなかなかキレが良いので会話も面白かったし、今度はちゃんとした体験版をプレイして楽しみたいですね。
とにかく、自分はひなたちゃん推しですw

「オトメ*ドメイン」の公式サイトはコチラから↓
http://qualia.clearrave.co.jp/】 

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「見上げてごらん、夜空の星を」 あらすじ・感想その1 天ノ川沙夜編

2015年12月19日 00時18分37秒 | 美少女ゲーム

2015年の年末新作ラッシュ第6弾は、PULLTOP最新作「見上げてごらん、夜空の星を」でした~。

PULLTOPさんの作品は「ココロ@ファンクション!」(NEO含む)以来2本目ですが、体験版の内容が良かったので楽しみにしていました。

店舗特典はこんな感じ~。

沙夜ちゃんの抱き枕カバーが欲しいのでソフマップにしましたw

見上げてごらん、夜空の星を 概要
主人公の宙見暁斗は天文部に所属していましたが、1人の幼馴染の引っ越しをキッカケに星を見なくなっており、「星を観ない天文部員」と呼ばれていましたが、他の学校の天文部員・白鳥織姫が提案した「むつらぼしの会」の活動を通じて引っ越していった幼馴染と再会し、再び夜空への憧れを取り戻していく・・・という部活動青春物語です。
暁斗たちが幼い頃に過ごしていた三香月村はダム建設により既に水の底に沈んでおり、そこで一緒に過ごしていた祖父を亡くしてから学校の天文部室で寝泊まりをしています。もう1人の幼馴染・天ノ川沙夜は時々暁斗に差し入れにやってきており、暁斗の学校の生徒たちは沙夜のことを「通い妻ちゃん」と呼んでいます。
「むつらぼしの会」は、近隣の6つの学校の天文部が集まって合同で天体観測をするという会で30年前に発足されたもの。しかし、数年前に何らかのトラブルがあり会は解散してしまっています。それを復活させようとしているのが織姫です。ちなみにそれぞれの学校を名乗るときプレアデス七姉妹に例えていうのが恒例となっていますw
基本的には、暁斗たち「むつらぼしの会」の活動の様子を描きつつ、再会した幼馴染・帚星ひかりと再会してからは暁斗が三香月村で過ごした日々のことを時々回想していく・・・という話の流れになっています。
選択肢は3箇所ありますが、最初ので、沙夜&ひかりルート、織姫&ころなルートに分かれ、その後の2つでどっちになるか変化します。まぁ難しくはないですねw

見上げてごらん、夜空の星を 共通ルート あらすじ
一緒に天体観測をしていた幼馴染の帚星ひかりが引っ越してから星を見なくなった暁斗。それから数年後。
暁斗はいつものように早朝からかつての恩師・美晴先生の実家である駅前コンビニ「さをとめ」でバイトして、昼食を買いに来たもう1人の幼馴染・天ノ川沙夜がいつも通り「さをとめ」で飼ってる犬のコタロウにじゃれつかれて、そして、いつもと同じように放課後を迎えましたが、その日は天文部の元部長のお遣いで他の学校・・・明光学院の天文部に行くことになっていました。
言われた通りに明光学院の天文部室に入ると、そこには怪しげな儀式をしそうな女子生徒がいました。その怪しい女子生徒・・・白鳥織姫と現部長の吉岡帆乃香の2人は暁斗に近隣の学校の天文部の現状と「むつらぼしの会」の話をします。かつて近隣の6つの学校が集まって合同で行う天体観測会。彼女たちの提案は数年前に解散したその会を復活させ、廃部寸前の天文部を救おうというものでした。
暁斗は星を観ないことに決めていましたが、ひとまずその場では保留ということにして後日の会合には出席することにします。その後、バイトの予定があったため、部室に戻って着替えようとしたところ、部室には沙夜が待っていました。友人の日下部武一も一緒に。
沙夜は今日の話がどんな内容だったか気になっていましたが、聞き出せずにいました。武一のサポートと母親の作ったおでんを持ってきてくれた沙夜のことを考え、暁斗は「むつらぼしの会」の話をします。沙夜は暁斗が星を見るのかと期待しましたが、暁斗は断るつもりでした。それを察した武一からひかりのことを吹っ切れてないんじゃないかと指摘されます。暁斗はそのことを否定するものの・・・。
その後、沙夜を送っていき、バイトに行った暁斗。バイトの途中でコタロウの散歩に行きましたが(これもバイトの中に含まれるw)、途中で垢抜けた少女と会います。その少女はコタロウのことを知っていましたが、電車が来ていたためその場は去っていくのでした。
それから「むつらぼしの会」の初会合が開かれたものの、1校は不参加で、もう2校は織姫の“お金を出し合って機材を買う”という提案のところで高額を理由に抜けてしまいます。暁斗は抜けるタイミングを逸してしまいその場に残っていましたが、予定されていた観望会が中止になりかけたところで、落ち込んでいた織姫や観望会を楽しみにしていたという天ノ中の加納紀子の様子を見て、観望会をやろうと進言。予定通りに観望会は開かれることになりました。
加納の案内で観望会の予定地に向かう4人でしたが、そこはかつて暁斗たちが天体観測をしていた場所に近いところでした。女子3人が天体観測で盛り上がっていたため、散歩と称して以前天体観測をしていた廃駅・・・「秘密の天文台」に向かった暁斗。そこは昔のまま残されていましたが、車両の上に人がいました。その子は以前コタロウの散歩のときに会った少女でしたが・・・その少女は暁斗の幼馴染のひかりだったのでした。
暁斗とひかりと沙夜の出会い。それは暁斗の転入とコタロウ(当時は捨て犬だった)を助けたときから始まります。祖父に引き取られることになった暁斗の転校初日、川に流されている子犬(後のコタロウ)を助けようと走ってきたひかりを見かけます。ひかりの代わりに子犬を助けた暁斗でしたが、川に飛び込んでしまいズブ濡れ状態に。おかげで暁斗は転校初日から奇異の目で見られてしまうのでした。
武一たち男子グループに絡まれながらも新しい学校生活を続ける暁斗。両親が亡くなってからは親戚中をたらい回しにされて転校を繰り返してきた暁斗にとって、友達付き合いはさほど重要ではなくそっけない態度を取っていたため、ひかりだけは変わらぬ態度を取ってくれましたがクラス内でも浮いた存在になっていました。そんなある日、また転校生がやってきます。それが沙夜でした。
沙夜の転校初日。都会からやってきたということで、何故かサングラスをしている転校生にクラスの皆はざわつきます。クラス担任の美晴先生に言われて沙夜は仕方なくサングラスを取りますが、彼女の目は左右違う色だったため、クラスメイトたちは驚きます。そして、沙夜のオッドアイを見た暁斗は、はくちょう座の二重星アルビレオのように綺麗な瞳だったため、アルビレオと呟くと沙夜は泣き出して教室を飛び出してしまいます。
転校生を泣かしたということでますます武一たちに目を付けられるようになった暁斗。しかし、父親とした天体観測で大切な思い出となっている双子の星アルビレオのことで泣かれてしまった暁斗も傷付いていました。それでも泣かせてしまったことについては謝ろうとしましたが、沙夜に避けられてしまい、なかなか謝ることが出来ませんでした。
一方、ひかりはその様子を見て、沙夜に泣いた理由を聞き出します。それが「アルビレオと聞いて怪獣だと思ったから」という理由だったため、暁斗の真意を分かってもらおうと、ひかりは沙夜に「銀河鉄道の夜」の話を聞かせます。「銀河鉄道の夜」を知らず星にも興味がなかった沙夜には上手く伝わりませんでしたが、その話をしているところを暁斗は物陰から聞いていました。暁斗もまさか怪獣と思われていたとは思わなかったものの、泣かれた理由が聞けてホッとします。
暁斗は沙夜にアルビレオを見せられたらと思っていましたが、父親からプレゼントされ今では唯一の形見となってしまった天体望遠鏡は壊れていました。そんな風に思っていた日の夜、ひかりが暁斗の家までやってきます。ひかりは天体望遠鏡を見せてほしいと言い、望遠鏡を弄り始めます。そして、ひかりはその天体望遠鏡が壊れていないことに気付きます。単に暁斗が使い方を知らなかっただけだったのです。そして、父親の形見である天体望遠鏡で月を見た暁斗は、父親と天体観測をする約束をしていたことを思い出して泣きだし、亡くなった両親のことや残された天体望遠鏡のことをひかりに話します。
父親が見せたかったものを理解した暁斗はこれまで素っ気ない態度だったことをひかりに謝ります。こうして、暁斗とひかりは友達になりましたが、まだ沙夜には誤解されたままでした。翌日、天体望遠鏡で月を見て感動したひかりはクラスメイトたちにそのことを話しますが、そのとき天体観測会をクラスで開こうと提案。そこで沙夜にアルビレオを見せようと2人は考えたのです。
美晴先生からも許可を貰った2人は、いつアルビレオが見られるか調べ準備を進めます。そして迎えた天体観測日。肝心の沙夜が来るかどうか五分五分でしたが、ちゃんとやって一安心する2人。しかし、ここでトラブルが発生します。2人が屋上にセットした天体望遠鏡が無くなっていたのです。武一達のグループの1人が独断で隠してしまったのです。もしも時間に間に合わなかったら寒中水泳をやるという条件で暁斗は天体望遠鏡を探します。一方、ひかりは暁斗の天体望遠鏡が父親の形見であることクラスメイトたちに打ち明かします。
結局、天体望遠鏡を見つけている間にアルビレオが見られる時間帯は過ぎてしまいました。落胆する暁斗でしたが、そんなとき美晴先生が冬のアルビレオの話をします。そこで冬のアルビレオが見られる時間帯になるまで星について神話等を交えて話し子どもたちは興味津々にその話を聞きます。そして、ついに迎えた観測の時間。最初に見たのは沙夜でした。その綺麗な星に沙夜は感動し、ようやく暁斗の真意を理解するのでした。
無事沙夜の誤解が解けたものの、これまで天体観測会をするという目的の元ひかりと一緒にいられた暁斗でしたが、それが終わったらまた1人になるだろうと思っていました。しかし、ひかりの情熱はそれだけでは収まらず、また天体観測をやろうと言い出します。他のクラスの皆は寒さを理由に断りますが、沙夜が参加したいと言い出したため、天体観測を続けることにした暁斗とひかり。こうして、暁斗とひかりと沙夜だけの非公式天体観測クラブ「みかづき天文クラブ」の活動が始まったのでした。
回想が終わって現在。「むつらぼしの会」をどうにか成功させようと考える暁斗は、色々と考えますがなかなか良い案が思いつきませんでした。天ノ中の天文部新入部員となっていたひかりと再会してからというもの、「むつらぼしの会」について前向きに行動するようになった暁斗の姿を見て、沙夜は彼が昔に戻ったみたいで嬉しく思いましたが、暁斗は会が無事軌道に乗ったら今度は完全に天文とは縁を切ると宣言。その言葉に沙夜はショックを受け怒ります。
その後、暁斗はネットで知り合いいつも人生相談に乗ってくれてる自称OLのコマ子に相談したところ、天体望遠鏡を自作してみたらという案を聞き、かつて「みかづき天文クラブ」で自作しようとしたことがあったことを思い出し、それを織姫たちに提案します。自作の天体望遠鏡「ドブソニアン」は、費用も抑えられるという大きなメリットがある上、自分たちで作った望遠鏡で星が見られるということで、織姫たちは賛成。費用が抑えられれば以前は反対していた2校も参加してくれるはずということで、「むつらぼしの会」はドブソニアンを作ることに決定したのでした。
しかし、1点だけ問題がありました。それは肝心要の主鏡の価格でした。こればかりは高額となってしまうためでした。しかし、これについては暁斗には心当たりがありました。「みかづき天文クラブ」で自作しようとしたとき、その主鏡と元になる材料・・・通称「古き者の邪眼(エンシェント・イビルアイ)」をどこかに保管していたからです。ひかりの連絡先を教えてもらった暁斗は、まず沙夜に聞きましたが沙夜がひかりなら知っているかもと言ったため、早速教えてもらったひかりの連絡先を確認しましたが・・・そこである事実に気付きます。ひかりの通話アプリのIDと暁斗が人生相談をしていたコマ子のIDが同一だったのですw
コマ子がひかりじゃないかと疑った暁斗は、そのことを告げずに「古き者の邪眼」はどこにあるかと尋ねたところ、返事がなかったため同一人物であると確信。それと同時にひかり相手に色々恥ずかしい相談をしてしまったことに気付きショックを受けるのでしたw その日の夜、コマ子(ひかり)から遅れて返事がやってきて、「古き者の邪眼」は廃駅の車両にあることが判明します。
それから「むつらぼしの会」はドブソニアン製作のため美晴先生を始めとした「むつらぼしの会」のOBやOGにカンパを募るため活動を開始。そのとき、一緒に沙夜もいたため、ひかりと沙夜の2人再会を果たします。その後、武一の妹・日下部ころなもやってきて、ひかりとの再会を喜びます。更に同時に変わり果てた美晴先生とも再会したひかりは非常にショックを受けるのでしたw
数年ぶりに一緒になった3人は、「古き者の邪眼」があるかどうかを確認するために「秘密の天文台」に向かいます。そこで昔と変わらないその場所で思い出話に花を咲かせますが、目的を達成した暁斗はバイトがあると言って2人を置いて帰ってしまいます。バイトの途中、美晴から「みかづき天文クラブ」の活動でまとめた「惑星観測ノート」を渡されます。そのノートは3人にとって思い出の物でしたが、同時に破れた跡があるそのノートは暁斗とひかりが決別したときのことを思い出させるものでした。美晴はこれを沙夜が泣きながら持ってきたと話します。
その後、2人がまだ「秘密の天文台」にいると思った暁斗は、キャンプ道具一式を持って「秘密の天文台」に戻ります。そして、そこで2人に「惑星観測ノート」を見せ、沙夜が直して美晴に渡したことを知った暁斗とひかりは沙夜に謝るのでした。そして、近くにあった露天風呂に3人一緒に入った後、しばらく寝ていましたが、ひかりが居ないことに気が付いた暁斗は外に出ます。すると、ひかりは車両の上にいたため、2人で一緒に夜空を眺めます。その時、以前2人が喧嘩したときのことを話し、何故ひかりが天文部に戻ってきたのかと問いただします。
ひかりは海外に引っ越すことが決まっており、それがキッカケで昔のことを思いだしたため、ネット上でコマ子と名乗り昔自分が考えて作った星座の写真「ギョー座」をアップしたところ、かつてひかりが作った星座のことを思いだした暁斗が釣れてしまいました。ひかりはそれが本物の暁斗だと気付いていましたがずっと黙っていました。その後、コマ子のときに暁斗から「むつらぼしの会」の話を聞いたため天文部に戻ることにしたのです。ひかりは、暁斗に星を見なくなったのは自分のせいかと聞きますが、暁斗は違うと答えます。
暁斗は星を見るのが好きだけど、見ていると虚空の闇に取り残されて不安に襲われてしまっていました。かつては皆を引っ張っていくひかりがいたため、そんな不安に襲われることはなかったと話します。ひかりはやはり私のせいだと主張しますが、暁斗は自分が弱いせいだと否定。そこで2人は言い争いになりますが、その声を聞いた沙夜が起き、2人の間に割って入ります。その後は言い争いも有耶無耶になり皆で流れ星を見るのでした。翌朝、暁斗は以前美晴から貰った天体観測の入門書の間に挟まっていたひかりからの手紙のことを思い出し、そのことをひかりに話しますが、ひかりは返してほしいと主張しはじめたため、暁斗は断ります。このとき、暁斗はひかりの手紙だと思っていましたが・・・。
3人が「惑星観測ノート」を作ることになったキッカケ。それは、ひかりの父親が勤める鉄道会社が廃線となることが決まりひかりが転校することになったからでした。路線が廃線になるのは三香月村がダム建設で沈むことが決まっていたからだと思った暁斗たちは、そのダム建設を中止させようと考えます。その方法として自由研究の宿題でコンクールの賞を取り、市長から表彰されたときにダム中止を訴えようという計画を思いつきます。それは子どもらしい考えではありましたが、暁斗たちはそれで何とかなるかもしれないと思い、「みかづき天文クラブ」による星の自由研究が始まったのでした。最初に作ったものは学内の賞のみに留まったため、そのときの反省点を踏まえて新たに作ったのが「惑星観測ノート」でした。
「むつらぼしの会」に「惑星観測ノート」を見せた暁斗たち。その小学生が作ったとは思えないほどの出来栄えに織姫たちは触発され、以前は反対していた2校も戻り、残り1校・静泉女子も新たに天文部に入部した沙夜も参加。更にそこにまだ下の学校に通っているころなも加わり、「むつらぼしの会」は本格的に活動を開始するのでした。しかし、暁斗は年明けにひかりが引っ越してしまうのを知っているため、これが3人揃っての最後の天体観測になるかもしれないと思い、少し焦っていました。その様子を見て気になってましたが織姫は事情を聞き(このとき色々ありましたがw)、ひかりと天体観測が出来なくなることを残念に思うのでした。
その後、順調にドブソニアンの製作は進んだため、クリスマスイブの夜に「むつらぼしの会」以外の一般生徒たちも呼んで大々的に行おうということに決まりました。場所も3人の思い出の場所「秘密の天文台」に決定するのでした。
昔暁斗とひかりが喧嘩したキッカケ・・・それはひかりが「天体観測に飽きた」と言ったからではなく、ひかりがあることをずっと黙っていたからでした。ある日、駄菓子屋で武一と一緒にいたところ、ひかりの姉・美奈子から、廃線の理由がダム建設とは関係ないと聞かされます。元々利用者が殆どいなかったためにダム建設とは関係なく廃線になるからでした。しかも、そのことを最初の自由研究が終わったあと・・・「惑星観測ノート」を作り始めたときには既にひかりは知っていたのです。それを聞いて裏切られた気分になった暁斗はひかりと口論になり、そのとき「惑星観測ノート」は破れてしまったのです。
バイト中そのことを思い出した暁斗はコマ子とのやり取りで天文の話をよくしていたことも思い出し、彼女が「飽きた」と言った理由がますます分からなくなっていました。そのとき沙夜が来たため、一緒にコタロウの散歩に出ます。そこで暁斗は改めてノートを破ったことを謝罪。どんな罰も受け入れると言いましたが、沙夜の要求は暁斗にとって意外なものでした。
『星を観るのをやめないで』。それが沙夜の願いでした。暁斗がそんなことで良いのかと言うと、沙夜は星を観るのをやめちゃったら自分がずっと忌み嫌っていたオッドアイを「アルビレオみたいだ」と言ってくれた暁斗もいなくなってしまうと答えます。そんな沙夜の瞳を見て、暁斗は自分たちの始まりの星「冬のアルビレオ」を見つけ、ずっと星を好きなままでいると約束するのでした。
その後、無事ドブソニアンも完成。いよいよ試験観測の日を迎えます。しかし、暁斗は一通り準備が済むとバイトに行ってしまいます。理由はまだ星を観ることに不安が残っていたからでした。皆が一通り観測した後に行けば大丈夫と思っていた暁斗でしたが、最初に暁斗に見てほしいと思っていた「むつらぼしの会」のメンバーは暁斗が来るのを待つことにしたのでした。
暁斗は皆に言われて最初に星を観ることになりましたが、星を観たとたんに急激に不安に襲われ、その場を去ってしまいます。しばらく車両の方で休んでいた暁斗でしたが、ひかりがドブソニアン「プレアデス1号」の調子がおかしいを駆けつけます。急いでプレアデス1号のところへ向かう暁斗はレンズを覗きこみながら調整を始めます。そのとき、ふと違和感を感じた暁斗。プレアデス1号は壊れていませんでした。それは皆で暁斗に星を見せようという作戦だったのです。皆に支えられていると知った暁斗は星を観られるようになり、その日の試験観測は大成功のまま終了するのでした。

天ノ川沙夜編&箒星ひかり編 共通ルート あらすじ
試験観測の後、暁斗の住む家が「さをとめ」に決まります。天文部の部室から引っ越した後、ひかりがやってきて、ずっと隠していた手紙を奪われてしまいます。それからしばらく経ち、ひかりの送別会の日、ひかりと沙夜が「さをとめ」にやってきたとき、沙夜が手紙を落とします。落ちた手紙がひかりに奪われた手紙だったことに気付いた暁斗は、自分の部屋に戻りこっそりその手紙を読み始めます。手紙の内容は暁斗が思っていたものとは違うものでした。ひかりからだと思い込んでいたそのラブレターは沙夜からのものだったのです。
意外な形で沙夜の気持ちを知ってしまった暁斗は、送別会のときに沙夜とまともに話せなくなってしまい、素っ気ない態度を取ります。その日の夜、暁斗はひかりに手紙を読んでしまったことを話します。そして、その時ひかりが「天体観測に飽きた」と言った理由が、沙夜の初恋に関係していたことも判明。数年間ずっと放置していたことを謝るために、正月明けにひかりが引っ越す前にまた3人で天体観測しようと沙夜を誘いますが・・・。
天体観測の後、ひかりの取り計らいで沙夜と2人きりになった暁斗は意を決して手紙のことを話し謝罪します。そして、ずっと放置していたことに対して怒って良いと沙夜に言い、彼女からビンタされる覚悟でいた暁斗でしたが・・・沙夜の行動は暁斗の想像を遙かに超えたものでした。ビンタされると思った暁斗は目を瞑っていましたが、沙夜は今でも気持ちは変わらないとキスをします。その沙夜の大胆な行動に暁斗だけじゃなく、頃合いを見て戻ってきたひかりも驚き、沙夜が走り去ってしまってからも2人は固まったまま動けなくなるのでした。
ひかりが外国に行って約10カ月後。星野第一の天体部には春に山田陽南という新入部員が入っていました。彼女はプレアデス1号の試験観測に来ていた1人でころなの元クラスメイトでした(ただし、中二病w)。むつらぼしの会もずっと活動を続けていて、その日は月に1度の定例会があり、沙夜も一緒に行くことになっていました。
1年前、沙夜に告白された暁斗ですが、沙夜から自分の気持ちを知ってもらっただけでも良いと返事をするのを断られていました。理由は暁斗が断れない性格というのを知っていたからもし好きと言われても信じられないというのと、何よりひかりがいないことが関係していました。ひかりのことについては聞き取れなかったものの、今はまだ信じられないという沙夜の言い分に納得した暁斗は、これまで通りに沙夜と接することにします。
明光学院にの天文部に着くと、ころなと吉岡が出迎えます。その後、他校もやってきて定例会をスタート。各校の活動状況を報告しますが、各校とも部員数は減少の一途を辿っており、むつらぼしの会のブログも日に日にアクセス数が減少して、1年前の試験観測のときより半分以下になっていました。そろそろ何か大きいことをしようという話になり、以前から企画があがっていた「プロジェクト・スターライト」の計画が再び持ち上がります。それは、今年が「ふたご座流星群」の当たり年になると予言されておりそのことで天体ブームが来ているからそれに乗っかろうというものでした。
以前から話自体はあった「プロジェクト・スターライト」ですが、発起人であるリーダーのひかりが日本にいないということでこれまで封印されてきました。ここ数日そのひかりとは連絡が取れなくなっていましたが、暁斗の提言により進められることになります。そして、その日は久しぶりの合同観測会でもありましたが、観測場所に向かう途中、沙夜は歩きながらここ数日ネットを賑わせている“コメットガール”の動画を観ていました。会議中に陽南も観ていたということもあり、暁斗も気になってその動画を一緒に観たところ、子猫を颯爽と助けるコメットガールの正体がひかりであることに気付きます。そして、プレアデス1号が保管されている廃車両に向かうと、そこにはひかりの姿がありました。
ひかりが帰ってきたことで、プロジェクト・スターライトの計画は正式に立ち上がります。6つの学校からなる「むつらぼしの会」の特性を活かして地域にPRしていこうという活動ですが、それと同時に天文部の部員も増やそうというものでした。そして、ひかりは真の目的を話します。“明るい夜のために”という合言葉の意味は、町中の部屋の明かりを消してもらい、その上で流星群を見るというものでした。

・・・と、いうわけで、1周目は天ノ川沙夜でした~。

天ノ川沙夜 キャラクター紹介
沙夜は暁斗やひかりとは幼馴染。左右の瞳の色が違うオッドアイが特徴的な美少女。中学時代の3年間は暁斗と疎遠になってましたが、中学卒業前に暁斗の祖父が亡くなったときに暁斗を支えたことから再び一緒にいるようになり、今は部室で暮らしている暁斗にいつも食事を持って行っていることから、暁斗が通う星野第一の生徒たちには“通い妻”と呼ばれています。
人見知りする性格で普段は大人しいですが、怒らせると非常に怖く、幼馴染3人の中ではしっかり者で、ひかりのストッパー役になっています。絵を描くのは得意ですが運動神経は皆無でよく転んでいますが、よく転ぶが故に受け身だけは上達して滅多なことでは怪我をすることがありませんw
「さをとめ」で飼っているコタロウのことを可愛がっていますが、コラロウの方からも懐かれていつも押し倒されており、さをとめには「毛だらけにされた沙夜専用コロコロクリーナー」が常備されています。
学校では優等生で通っていて、(かつての)美晴先生に憧れていることもあって、将来は美晴先生のように素敵な先生になりたいと思っており、その為に静泉女子に進学しています。ただし、進路を決めたのが暁斗と疎遠になってた頃だったので、今は少し後悔してます。
ずっと暁斗の事が好きでしたが・・・。

天ノ川沙夜編 あらすじ
プロジェクト・スターライトが本格的にスタートした日の夜、沙夜と一緒にコタロウの散歩に出かけた暁斗は、そろそろ頃合いだろうと思い、沙夜に付き合いたいと告白の返事をして、沙夜もそれを受け入れます。こうして2人は呆気なく恋人同士になりました。
プロジェクト・スターライトの活動も本格的に始まりましたが、数日が経って暁斗はあることに気付きます。沙夜と付き合う前と後で何も変わっていなかったのです。むつらぼしの会のメンバーも2人が付き合っていることにまったく気づいていなかったため、暁斗はショックを受けます。丁度周りが女子だけだったため、どうすれば恋人同士っぽくなれるか相談すると、ひかりから、いつもと違うことをしてドキドキさせればいいという“ドキドキ作戦!”を提案され、暁斗もそれを実行してみることにします。しかし、いずれも失敗。逆に暁斗の方がドキドキさせられてしまいます。挙句、いつも通りコタロウの毛をコロコロで取ろうとして、積極的に攻めてお尻を拭いたところ、スカートがめくれてしまい、恥ずかしさのあまり沙夜は走り去ってしまうのでした。ある意味では沙夜をドキドキさせることには成功したものの、嫌われたと思った暁斗は、ひかりと武一に相談します。2人とも大したことはないと言いますが・・・。
一方、沙夜は怒っていたわけではなく、何故あんなことを暁斗がしたのか気になっていました。恋人同士になったものの、まだどこまで踏み込んでいいか分からずまた失敗するんじゃないかと怖がっていた沙夜ですが、携帯のひかりからのメッセージでひかりが1枚噛んでいると分かって少し落ち着きます。翌日、吉岡に頼まれて沙夜が作るプロジェクト・スターライト公式サイト用の素材が収録されたDVDを渡しに暁斗が家までやってきます。そして、暁斗から理由を聞いて納得したものの、逆にどうすれば良かったのかと聞かれ、沙夜は膝枕と答えます。その後、膝枕でもドキドキレベルが低いと知った暁斗からせがまれた沙夜はキスをします。そして、キスを続けたところ、暁斗に押し倒されて、そのまま初体験を済ませるのでした。それからというもの、少しずつ恋人らしくなっていった2人ですが・・・。
プロジェクト・スターライトの活動も着実に進んでいましたが、ある日、ほしのなか市の大商業施設ハーバータウンを訪れたむつらぼしの会のメンバーは、イイルミネーションに飾られた巨大なクリスマスツリーを見て最初こそ感動しますが、ここまで明るいと流星群は見られないという話になると、気分が沈んでしまいます。ひかりは、このクリスマスツリーの明かりを消すことが目標だと言います。難しい問題でしたが、むつらぼしの会が主催する観望会に織姫の仲介でハーバータウンのスタッフがやってくることになったため、賛同してくれればあるいは・・・という思いがありました。観望会は概ね好評で、商店街の人はひかりのスピーチで納得し、町興しとして当日は明かりを消そうという話になり、ハーバータウンのスタッフもまた上司にかけあってみるということで、プロジェクト・スターライトのPR活動もついに実を結びます。喜ぶひかりは沙夜に話しかけますが、彼女の様子がおかしいことに気付きます。
順調に見えたPR活動でしたが、ハーバータウンのお偉いさんたちは明かりを消すと星が見えるという根拠がないからイルミネーションは消せないと回答してきます。そのため、今と比較するために昔のほしのなか市の夜空が映った資料はないか探しますが、有名な観測場所ではないため、記録は残っていませんでした。ひかりと暁斗は相談しながら「さをとめ」までやってくると、美晴から沙夜が家出したことを聞かされます。これまで沙夜は時々さをとめに行く用事以外でも夜一人で家を抜け出していました。それを学校の先生に見つかり親も呼び出されて説教を受けた後、親子喧嘩して沙夜が家を出て行ったというのです。
ひかりと廃車両まで探しにいったものの見つからず、一旦さをとめまで戻ってくると、沙夜が塀の陰に隠れていました。沙夜は母親から暁斗との付き合いをダメと言われて暁斗の部屋に住むと言い出します。しかし、暁斗とひかりにもそれではますます認められなくなると注意された沙夜は、ひかりに「2人の問題だから口出ししないで」と言い放ち、再び姿を消してしまいます。ひかりは沙夜のその言葉にショックを受けます。
翌日、寝床は確保したという沙夜は学園に登校しているものの、むつらぼしの会には出席していませんでした。プロジェクト・スターライトの方もハーバータウンを説得するだけの材料が見つからず、計画はとん挫しかかっていました。一方、沙夜はころなの部屋で寝泊まりしていました。しかし、お泊り道具をころなに披露していいたところ、今まで肌身離さず持ち歩いていた大切なお守りを失くしたことに気付きます。先生に見つかったときに落としたと思った沙夜は現場まで探しに行きますが、暗かったせいもあり見つかりませんでした。
暁斗とひかりは、沙夜の家に向かいます。目的は沙夜が夜に出歩いて何をしていたか・・・でした。沙夜の家では先ず沙夜の母親に話を聞きますが、暁斗が沙夜と付き合っていることを話すと、見ず知らずの男と付き合っていると思い込んでいた沙夜の母親は自分が勘違いしていることに気付きます。沙夜の母親は沙夜が暁斗と付き合っていることを知ると安心すると同時に、ずっと独りぼっちだった娘の友達になってくれた2人に感謝します。母親の許可を貰ったあと、沙夜の机の周りと見ると、以前沙夜が夜中に出歩いていたときに持っていたトートバッグを発見します。トートバッグの中にはノートが数冊入っていました。それは5年分にも及ぶ星空の観測記録でした。これがあればハーバータウンを説得できるかもしれないと思ったひかりは、母親から許可をもらって借りることにします。
一方、沙夜はころなと一緒にお守りを探していましたが、一向に見つかりませんでした。ころなから星を観ている理由を聞かれた沙夜。星が好きではなく暁斗が好きだったから一緒にいたのではないかところなに言われ、彼女に嫌われていた理由を知り沙夜は納得します。沙夜は瞳のことで昔イジめられていたことを話し、転校初日の暁斗とのやり取りを思い出します。そして、3人がバラバラになったのも自分のせいだと思っていました。自分が暁斗を好きになったからバラバラになってしまった・・・今度はお守りを失くしたことで、暁斗と付き合い始めたことでバチが当たったと思った沙夜は、自分の気持ちを捨てることを決意します。
その日の夜、さをとめでひかりや美晴と一緒に沙夜の観測ノートを見ていると、暁斗の携帯に沙夜からメッセージが届きます。「あっくんとは一緒にいられない」と。暁斗は彼女の異変に気付きながら何もしてこなかった自分に後悔しますが、その後ころながさをとめにやってきて、自分の部屋に沙夜がいることを話します。そして、お守りを失くして探していたことを聞いた暁斗はそれが以前沙夜が大切にしていたことを思い出し、それが原因で別れると言い出したのだと考えます。ひかりは、日が明けたら沙夜に会ってノートを借りて良いか許可をもらうことにし、暁斗はひとまずコタロウを散歩に連れていき、コタロウの鼻で沙夜のお守りを探すことにしますが、見つかりませんでした。
翌日、ひかりは沙夜に会いに行きます。その途中、武一と会ったため、自分がいない数年間に2人の間に何があったか聞きます。その後、ころなの部屋で沙夜と話をします。沙夜は昔暁斗とひかりが喧嘩して3人がバラバラになったのは自分のせいだと考えていて、友達でいる資格がないと思っていましたが、ひかりはそれは嘘だと否定。数年間にも及ぶ観測ノートを見たひかりはそこから沙夜の気持ちを読み取り、それが3人の思い出を大切にしてくれている何よりの証拠だと言います。沙夜の観測記録は、星が減ってるのを感じた沙夜が思い出が色あせてしまうことに恐怖を感じたことから始めたことでした。そんな沙夜の友情を確認したひかりは、暁斗のことは好きだけど3人でいるほうが良いと自分の気持ちを伝えます。そして、沙夜のノートを使って、“明るい夜”を取り戻し、昔かけ間違えたボタンを留め直してまた3人の関係を新しく始めようと約束するのでした。
沙夜の観測ノートのお蔭でハーバータウンの関係者への説得も成功。ハーバータウンが大規模なイベントを企画したことから、プロジェクト・スターライトはかつてないほどの盛り上がりを見せます。しかし、一方で暁斗はイベント当日になってもまだお守りを見つけていませんでした。沙夜は母親から外出禁止を言い渡されていたため、ずっと自宅でサイトの更新だけしてきましたが、当日も暁斗がお守りを見つけるまでは・・・と思い、家で待機していました。1人で家にいると、再びネガティブな感情に支配されそうになったため、沙夜は暁斗を探しに家を出ます。さをとめまで来ると美晴に会ったため話をしていると、暁斗からメッセージが届きます。「約束の場所で待っている」。それがどこかわかった沙夜はダムの橋の方へ向かいます。
お守りはダムの橋にありました。沙夜はそれを暁斗から受け取ると中身を取り出します。その中身は沙夜が暁斗へ向けて書いたラブレターでした。沙夜から自分が2人の関係を壊してしまったのだという話を聞くと、このままの方がいいのかも・・・と暁斗は思い始めますが、そのとき、ひかりからのメッセージで消灯時間のカウントダウンが始まります。街の明かりが一斉に消えて満天の夜空を見上げた暁斗はネガティブになりかけた自分を振り払り、沙夜の手を握ります。祖父を亡くして辛かったとき、手を握って傍にいてくれたのは沙夜だったと話し、いなくならないで欲しいと告白し、ありったけの想いを込めてキスをしながら手紙の返事。沙夜もそれを受け止め、2人の新しい関係は始まるのでした。
プロジェクト・スターライトの成功後、むつらぼしの会は今回の一件で記録を残すことの大切さを知り、今後は観測記録を付けて行くことを決めます。暁斗と沙夜の交際も順調でしたが、年が明けた1月4日、丁度1年前に3人で天体観測をした日に、再び3人で天体観測に向かいます。途中、ダムの橋で立ち止まり、そこで流星群を眺めながら、3人は今度は20年後の「しし座流星群」を見ようと遠い将来の約束をするのでした。それまでずっと友達でいられますようにと祈りながら。
それから数年後、小学校の教師になった沙夜は、むつらぼしの会が主催する天体観測会に生徒たちを連れてやってきました。そこには暁斗も一緒にいましたが、むつらぼしの会の後輩たちは沙夜のことを伝説の先輩と言って慕ってきます。しばらく暁斗と沙夜が話していると、暁斗は沙夜の生徒の男の子にからまれますが、沙夜の左手の薬指には指輪がはめられていました。沙夜は今でも暁斗の部屋にやってきて世話をするという“通い妻”を続けていました。暁斗がポップコーンを作り始めると子どもたちはそれに群がりますが、1人だけその輪に入れない女の子がいました。沙夜は転校生で未だクラスに馴染めないその女の子を望遠鏡のところまで連れていき、かつての美晴先生のように星の話を始めます。そして、その女の子に自分の1番好きな星、冬のアルビレオを見せるのでした。

天ノ川沙夜編 感想
普段は守ってあげたくなるオーラが出ているか弱い女の子。でも、ひかりや年下を相手にしているときなどは母性本能全開の女の子。そして、暁斗と2人きりのときはその両面を見せてくれる・・・ということで、まぁとにかく可愛かったです!甘えるのと母性を見せるのとを同時に見せるのは反則だと思いますw 見た目は小柄で可愛いのに母性があるとか・・・声が同じだから「サノバウィッチ」の紬ちゃんを思い出してしまいましたw この声好きだわぁ~。ただ、頑固で嫉妬深い部分もあり怒らせると暴走することが多くて怖いですw 「めっ」って叱られたいぃぃぃ!!(爆)
シナリオ的には最初にいきなり10ヶ月後に飛んでしまうという展開にちょっとだけ驚きましたが(笑)、シナリオ重視という点では大筋で良かったと思います。プロジェクト・スターライトのことについては大雑把に触れている程度で、メインとなっているのは再会後の幼馴染同士の一見仲が良い三角関係の中で見え隠れするぎこちなくなっていた部分について触れることになっています。3人がバラバラになったキッカケは確かに沙夜の初恋ではありましたが、ひかりが観測記録を続けても無駄という事情を知ってても黙っていたというのもあったし(ひかり自身も暁斗に恋心を抱いていたのもあるし)、暁斗がちゃんと手紙を読まなかったというのもあるし、誰かが悪いというわけではなく、ただお互いの気持ちがすれ違ってしまっただけでした。でも、自分に責任があると思い込んだ沙夜が暴走して暁斗に会わないと言い出し家出騒動に発展します。そして、無くなったものと思っていたものでも取り戻せるものはある、失くしたと思っていても形にはなくてもそれは気付いてないだけで大切なものは変わらずそこにあるというのを、ひかりとの友情で気付きます。最後は星空に例えて綺麗にまとまっていますが、ぶっちゃけると友情方面に力を入れている感じでシナリオ重視になってるため、途中暁斗と沙夜が離れ離れになることもあってイチャラブ成分が足りないです(もっとも付き合う前から恋人っぽい雰囲気は出てたのでそれを含めてしまえば多いですがw)。というか、沙夜ルートなのに途中は沙夜よりもひかりの方が出番多いですねw
最初に付き合い始めたときの告白の返事がアッサリしてたのも終盤の伏線でもあったわけですが、途中沙夜の様子がおかしいと気付いていたのに何もしてなかった暁斗にはガッカリでした(そのときも言い訳して後悔してた)。これまでずっと放置してきたくせに、沙夜が家出したって聞いて会ったときも沙夜の気持ちを考えずに彼女を責めるだけでしたし。まぁ共通ルートのときからヘタレの片鱗は見せてたけど。試験観測のときに遅刻したときも人のせいにしてたし(皆からのメールを無視しておいて、言ってくれれば急いだだの、言い訳ばかりしてた)。それに、沙夜とのことに関しては、ほぼ全てひかりに任せてた気がします。暁斗は最後にお守りを見つけて話をまとめただけ。途中ひかりを主人公にした方が良かったんじゃね?と思いましたわw ただまぁ、沙夜ちゃんの気持ちが細かく描かれていたのは良かったと思います。エンディングの後は全て沙夜ちゃんの当時を振り返りながらのモノローグになってますしね。
Hシーンは4回ですが、実質3回です。最後のHシーンは連続して見られるので。シナリオの長さに対してHシーンは4回と非常に少ないことからイチャラブが少ないことが分かりますw とりあえず、廃車両内のHシーン、最初のって電車内で痴漢してるように見えなくもないw これは明らかに狙ってるだろうw 良かったのは2回目と最後かなぁ~。最後の自分で解説しながら恥ずかしがるという沙夜ちゃんも可愛かったですw おっぱいは小さい目だけど可愛いから気にしないw
シーン的には共通ルートになるけど、やはり最初のキスシーンですよね。手紙のことでまだ振られてないってことが分かって、突っ走っちゃった沙夜ちゃんが良いです。一度こうと決めたらひかりもビックリするほどの行動力を見せ、頑固で嫉妬深いですね。それが後に話を抉らせる原因になりましたが(放置した暁斗も暁斗ですが)。あとは膝枕とエピローグですかね。膝枕のシーンは沙夜ちゃんの母性が存分に発揮されるシーンです!そのあとHシーンに移行しちゃいますがw エピローグの沙夜ちゃんは髪を結んで少し大人になってましたね。見た目は子どもっぽかった沙夜ちゃんが大人に見えるのですから、髪形って重要なんだなと思いましたw まぁとにかく沙夜ちゃんは可愛かったのです。だからもっとイチャラブ見たかったなぁって気がします。2人が一緒にいる時間の方が短い気がしましたしね~。そこは残念でした。

さてさて、お次は箒星ひかりです~。

「見上げてごらん、夜空の星を」の公式サイトはコチラから↓ 

見上げてごらん、夜空の星を 2015.12.18 First light!

沙夜ちゃん可愛い(*´Д`*)

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