60歳、還暦、定年を迎えてもしつこく会社に通うおっさんのブログ(旧:風に吹かれて)

60歳定年を迎えても我慢して会社に通う(働いているとは言ってない)おっさんの右往左往、沈思黙考する毎日。

2024/8/19 「太陽の恋人 アグネス・ラム」

2024年08月19日 21時00分00秒 | 映画

神保町シアターで一週間だけ「太陽の恋人 アグネス・ラム」が上映されるというのを聞きつけ、多忙な日々の合間を縫って観に行った。

19日は遅番だったので19時過ぎに退社したらちょうどゲリラ豪雨と重なり、神保町駅を降りると土砂降りと雷鳴がとどろく。
よっぽど帰ろうかと思ったが、「今日観ないと一生観られない」と考え(思い込み)、ずぶ濡れになりながら劇場まで歩く。
満席で観られなかったら困るな、と思ったが、始まってみたら客は20人ほどだった。

21時からの25分間のショートムービー。映画というよりプロモーション映像みたいな感じだな。

オープニングでは、アグネスは、スカイブルーのカルマンギアに乗り、その後自宅ではないと思うが、まぁ自宅風の家にはオレンジ色のカルマンギアもあり、ほかにもMGのオープンカーでハワイの道をドライブする。
こんなん、封切りのときに観ていたら全然気にしていなかっただろう。この歳になってクルマ好きだからそういうところに目が行く。1976年の映画だから48年前か。この頃はカルマンギアも沢山タマがあり、値段も安かったはず。今は200万なんてのがざらだものなぁ。

2,3分程度のインタビュー場面はあるが、それ以外にはセリフもしゃべりもなく、ただイメージ映像が流れるだけ。但しBGMは高中正義で、ここだけはポイント高いかもしれない。wikipediaにも「いかに高中正義がアグネスのファンだったか」が書いてある。

観ながらボーッと考えていたけど、グラビアアイドルの嚆矢というか、アグネスからグラビアというのが始まった気がする。ビキニ姿を写真に撮られるだけで成立したアイドルは彼女が最初だろう。

いやー、懐かしかった。中学生のときに明大前の正栄館で上映してたらしいのだが観に行けず、クラスメートにポスターだけ買ってきてもらったのだけど、当時観ておけばなぁ。中学生の柔らかくて敏感な感受性に深く染み込んだであろうに。

これこのように、実行力というか行動力が伴わない人生だと、こんな歳になってから中学生時代に見逃した映画(映像)を観るために土砂降りのゲリラ豪雨の中、遅番の仕事帰りにわざわざ神保町まで観に行かなければいけなくなってしまうのだ。

この話しまた書くけど、年始にお年玉もらって、欲しいものを買うなどして使う子と使わずに貯金する子がいる。この歳になって思うのは、使った方が後々の人生にとって絶対に有益であるということ。
使わないで貯金して「ほら、10万円貯まったよ、スゴいでしょ」なんていう子供がいるが、成人して働きだせば100万円なんかすぐに貯まる。
子供のときの1万円でえた経験、体験は、大人になってからの100万円で行く旅行、食べ物、遊びなんかよりも、ずっと心に残って有益なんだと思う。

閑話休題。

映画を観終わって、9時25分。神保町シアターは地下一階にあり、階段で昇り降りするのだが、昇るときに途中の踊り場まで上がったところではぁはぁ息継ぎしている、大変太った人がいる。
・・・・・・大変だなぁ。他人事とは思えん。もうちょっとカラダを動かそう鍛えようと思った。

更に閑話休題。

閉店間際のスーパーで買い物して帰る。帰る途中、なぜか急にブルーハーツの「1000のバイオリン」が聞きたくなる。
ビール飲んで一息ついて、先日、CD販売を終了した山野楽器銀座本店で最後に買った「ブルーハーツスーパーベスト」をPCで流しながら、スマホで検索、PCで検索。

Amazon musicにはカバー盤しかなく、apple musicで発見。さらに探すとyoutubeにブルーハーツ公式があることに気がつき、なぜか江頭2:50が浜松町のカラオケ屋で歌っているyoutube を見る。

折角なのでシングルをダウンロード。聴きながら何回も歌う。なんでか泣きそうになる。
いい加減寝ようと思い、もう朝方の4時に何回も聴き、泣きながら歌う。

ブルーハーツは「ラブレター」「人にやさしく」なんかが好きだったはずで、「1000(1001)のバイオリン」にはそんなに興味がなかったはずなのだが、なんでだろう。今日もアタマの中で勝手にリフレインされている。

俺が死んだときには、葬式でブルーハーツをかけてほしい。でも、死んだ自分は聴けないんだな。
あと、RCとエレファントカシマシとストリートスライダーズもかけてほしい。

弟がファンクラブはいるくらい好きだったMODSは葬式のときにかけてあげられなかったな。いつかかけてあげよう。

あ、エレファントカシマシと言えば、8月4日だったかな、栃木県真岡市でのNHK「のど自慢」で「風に吹かれて」を歌って合格した女の人は良かったなぁ。
測量会社で文化財の発掘をやっているとかで、自分のテーマソングだそうだ。
NHKプラスで見返したのだが、歌いだしは緊張していたが途中で自分のペースをつかんだようでのびのびと歌いだした。中島みゆきを歌いそうな雰囲気と声だったので意外だった。
こういう人もエレカシを自分の応援歌にして頑張っているんだなぁ、と。
そういや、「のど自慢」という映画もあった。井筒和幸監督作品だったっけ。
Amazonプライム にあるんだな。

見るともなしに観始めた日曜昼の「のど自慢」で、あんまり好きではなかったが、このエレカシ歌ったお姉ちゃん見て考えを変えた。この舞台に上がるまでに、ひとそれぞれ、色々な人生がある。




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