こばさん

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JOH×大魔神

2006-01-31 01:21:42 | 野球好き
ブックマークにも入れさせてもらているハリーさんのブログでのTVレポートを、「やっぱり地元はいいなあ」といつも指を咥えて拝見しているのですが、昨日は逆に東京に住んでいるおかげでいい思いをしました。毎週日曜24:10からTBS系列で放送されているJスポーツがそれなんですが、確かこの番組、24:30からは関東のみの放送なんですよね?プレーオフで福岡に帰ったときそうだったように記憶しているので。で、昨日はその時間、渡米前の城島と、元ベイスターズであり元マリナーズでもある大魔神・佐々木の対談が放送されました。これは関東鷹ブロガーとしてはレポートしなくてはと思い、とっさに録画しました。ということで、



「JOH×大魔神、モツ鍋対談レポ」です。

まずはシアトルの印象について。「街並みが日本に近い」ということがジョーを安心させた様子。そして嫁の心をつかんだスーパー宇和島屋。「辛子明太子を見たときに感動した」とのこと。佐々木のお勧めは宇和島屋の近くにある喫茶店。カレーやスパゲッティがうまいらしい。シアトルに行かれたときにここに立ち寄ると、ジョーに遭遇するかも。

次に日本人初のメジャーリーガー捕手としての気持ちを聞かれると、返ってきた答えは意外にも、



「不安ばっかりっすよ」。とにかく覚えなくてはいけないことが多いからだとか。マリナーズのピッチャーのこと、監督の野球観、相手のバッターのこと、などなど。佐々木にもその経験があるようで、「覚えるのは無理。実際に聞いた方が早い」とアドバイス。特にモイヤーというピッチャーは気さくに話してくれるとのこと。(実際にこのピッチャーとは、トークショーのとき一緒でしたね)。

メジャーに挑戦するにあたって乗り越えなくてはならないのが、言葉の壁。猛勉強中のジョーだが、自分が言うのは、「I want to~(~したい)」か「Can I~(~してもいいですか)」ばっかりになってしまっているとのこと。キャッチボール(英語ではplay catch)がなかなか抜け出せないそうで。ただサインは単純で、指1本がストレート、2本がカーブ、3本ならスライダーみたいな感じだとか。しかもメジャーの場合ピンチになればなるほどサインはベンチから出るらしく、困ったときほど自分のリードを意識していた日本時代とは大きく変わることに、少々とまどい気味のジョー。

メジャーにつきものが乱闘シーン。キャッチャーというポジションからして乱闘に関わることも多いのだが、「もしバッターがピッチャーに向かっていったらどうしよう」。



「前では止めないけど、掴まえるくらいしないと格好つかないなあ」とジョー。それに対して佐々木は「逃げろ逃げろ」。血の気の多いジョーですが、外国人相手には敵いそうにありません。

ジョーの最大の悩みは、183日で162試合をこなさなくてはならないスケジュール。「休みが少ない中でどう体を調整したらいいのか」。おそらくアメリカに行って今までと一番違うのがこの点。ここをどう乗り越えるかで、メジャーで成功するか失敗するかが分かれることになるでしょう。

1年目に向けての気持ちを聞かれると、「これが自分の実力だと言えるようにがむしゃらにやりたい」とのこと。「この5,6年はそういう気持ちがなかった」そうで、ジョーにとってメジャーは、正に新境地を求めての挑戦なのでしょう。

最後にサインについても佐々木から、「量が多いから単純なものにしておいた方がいい」とアドバイスが。ジョーが考えていたサインが、これ。



このくらいのサインならいいと、佐々木からお墨付きをもらったジョーでした。

もうアメリカに行ってしまったジョー。自信よりも不安の方が前に出ていましたが、それを隠さずさらけ出せるのがジョーの魅力でもありました。すでにファンとの交流はうまく行っている様子。出だしは上々。たぶん何もかも順調にはいかないでしょうが、九州男児パワーで乗り越えて行ってほしいと思います。

頑張れ、ジョー!!

【今日のWBC情報】

王監督 「4番は松中」 (スポーツニッポン)

NHKで言ってましたね。松中なら重責を果たしてくれるでしょう。(プレーオフはダメだけど・・・)



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