16日解散された衆院は泥仕合続きだった。泥沼もたまっていよう。腐臭に耐えかね、もう政治劇など見たくないという人も多かろう。
だが原発に増税、若者が希望を持てぬ雇用。となるべき争点となるべき課題があまりに多い。原発事故で故郷を奪われた佐藤紫華子さん(84)の詩集『原発難民の詩』にこんな作品がある。
<いたずらにテレビで笑う/おかしくもないのに/タレント笑う/ 国会は自分の事に/無我夢/ドタバタ劇はもう沢山/いつまで避難させとけばいいの/家があるのに帰れない/この口惜しさ!/この惨めさ!/大人しくなんてしていられない/皆で津波のように/押し寄せようかしらー>。
奔流の一滴となる一票を使わないと、川はいつまでも淀んだままだ。
だが原発に増税、若者が希望を持てぬ雇用。となるべき争点となるべき課題があまりに多い。原発事故で故郷を奪われた佐藤紫華子さん(84)の詩集『原発難民の詩』にこんな作品がある。
<いたずらにテレビで笑う/おかしくもないのに/タレント笑う/ 国会は自分の事に/無我夢/ドタバタ劇はもう沢山/いつまで避難させとけばいいの/家があるのに帰れない/この口惜しさ!/この惨めさ!/大人しくなんてしていられない/皆で津波のように/押し寄せようかしらー>。
奔流の一滴となる一票を使わないと、川はいつまでも淀んだままだ。