敵地での闘いには、厄介なことが付きまとう。サッカーでは常識だそうだが、モノには限度がある。そう痛感したW杯予選の北朝鮮だった。
応援団の渡航は厳しく制限され、日の丸の旗もご法度。選手は入国審査で長時間、足止めされた。「平壌」(ピョンヤン)と聞くと、つい身構え、緊張する。
「完全敵地」は、日本代表にも微妙な影響を与え、惜敗という結果になったのか。「平壌」という舞台らしく、中継の画面からは、動員された5万人がある意志に従って振る舞っているように見えた。
不自然な大声援に包まれて闘う選手たちが、敵味方の区別なく気の毒に思えた。
応援団の渡航は厳しく制限され、日の丸の旗もご法度。選手は入国審査で長時間、足止めされた。「平壌」(ピョンヤン)と聞くと、つい身構え、緊張する。
「完全敵地」は、日本代表にも微妙な影響を与え、惜敗という結果になったのか。「平壌」という舞台らしく、中継の画面からは、動員された5万人がある意志に従って振る舞っているように見えた。
不自然な大声援に包まれて闘う選手たちが、敵味方の区別なく気の毒に思えた。