デジカメぶらりぶらり

デジカメのほやほやの写真をご覧下さい。

銀・銅

2010-02-18 07:05:42 | Weblog
スピードスケート男子500で銀と銅メダル。金に届かなかった悔しさはあるが、これで五輪の楽しみが増した。前回大会はメダルが金1こだけ。

事前に景気の良い皮算用を聞かされていただけに、落胆続きの日々であったこと思い出す。
予想が当てにならないことを、しみじみと知らされた。選手にとって、評論家の予想はさぞや耳障りだろうと思う。

体の調子や心の高ぶりを、アカの他人が十分に分かるはずがない。ある作家が話したが、挨拶を求められて席を立ったところ、隣の評論家がそっとささやいた。

「先生、ズボンの前が開いています」「おやおや、キミでも役に立つことがあるんだ」と、言葉を返したそうである。

評論家や予想とは、それくらい冷やかに接するほうが賢いのだろう。が、当人には迷惑千万でも、門外漢は訳知り顔の予想や解説につい耳を傾ける。

予想があるから、番狂わせには興奮する。五輪は、途方もない重圧が選手を襲う。評論家の言う実力通りの結果が出ないことも珍しくない。

前回に懲りてか、本大会のメダル予想は控えめのようだから、うれしい番狂わせの期待が高まる。