まさか徹夜で並ぶ人があろうとは思わなかった。午前5時という時間にもかかわらず、開店前、行列は3百人にもなった。
偽装販売発覚で休業していた三重・伊勢の老舗和菓子店「赤福」が営業を再開した。4ヶ月ぶりである。
客の一人がいわく。「恋人と再会したような気持ち」。売れ残りを再包装して消費期限を改ざんする「まき直し」など発覚した一連の偽装は、顧客からの信頼を粗末にした行為だったというほかないだろう。
創業3百年という老舗が、それこそ、新規まき直しを図る再出発である。「きょうつくって、きょう売る」の原点に立ち戻るという。再開した3つの店で、午後1時すぎまでに、すべての品が、売り切れとなった。
こうまで再会を待っていてくれた、顧客の「愛」のありがたさを忘れないでほしい。
偽装販売発覚で休業していた三重・伊勢の老舗和菓子店「赤福」が営業を再開した。4ヶ月ぶりである。
客の一人がいわく。「恋人と再会したような気持ち」。売れ残りを再包装して消費期限を改ざんする「まき直し」など発覚した一連の偽装は、顧客からの信頼を粗末にした行為だったというほかないだろう。
創業3百年という老舗が、それこそ、新規まき直しを図る再出発である。「きょうつくって、きょう売る」の原点に立ち戻るという。再開した3つの店で、午後1時すぎまでに、すべての品が、売り切れとなった。
こうまで再会を待っていてくれた、顧客の「愛」のありがたさを忘れないでほしい。