ヘボのアルバム (続編)

四季折々の戯言を・・・
そこから何が読めて来るか?

     『 ドクちゃん追想・・・④ : 着想の驚き!!! 』

2014-03-25 22:50:03 | 日記

             


何かにつけ想像力豊かなドクちゃんだった!  
この豊かな想像力は想像を絶する読書からの知識量なのだろう・・・
この世の中にある書物は総て読破しているという感じだった。

「スガレ追ひ」をしていても何かに付け飛んでもない事を言い出す!!!
ウィットに富み、これがホンマ!!!とさえ思える結び付けをするから恐れ入った!
行き合い出した当時はそれ程凄い蜂狂とは思えなかったが、多くの先人蜂狂と付き合っている内に多くの事を学び、吸収していく・・・ このすぴーだは並の蜂狂ではなかった。
そして、学問的な分野を付加して行くから嫌が負うにも「ヘボ学」は物凄い進化をしていく・・・
この源が大阪大学で博士論文を取るというパワーになって行ったのだろう!!!

或る時、山中でヘボちゃんの音に対する習性を学っていたらしい!!!
拡声器をガンガン鳴らしてヘボちゃんが如何様に反応するかという調査研究だったらしい。 これを丸二日続けていた・・・
その時、詳しい経緯はよく判らない(恥ずかしい為語らなかった)が、伐採した木の下敷きになり生死を行き来する重傷を負ったという・・・
山中故、丸1日生死を彷徨い、一日後家に辿り着いたらしい・・・
こんな事が原因して、長期の病院生活を送ることとなる・・・
病院生活は大阪大学病院だったと言う・・・
此処で、ドクちゃんのあの人懐っこさな話振りで大学の教授先生と懇意になって行く・・・
「軍(シダクロスズメバチ)」の中の「軍」!!!、超巨大巣にする「軍」数匹を家に帰った折捕まえ大学の教授にDNA鑑定を頼んだと言う・・・
それが、後にドクちゃん命名の「コバクロ」発言へと展開して行くのだった!
依頼した「軍」の中の「軍」のDNAは並の「軍」とは違った遺伝子を持っていたと言う・・・
新種登録には、もっと多くのサンプルが要され、その鑑定には数百万円も掛るという事で、最終的には日の目を見なかったが、「極爺さん、「軍」と言われている中に別種が混在して居るぜ~~~!」とかなり興奮して捲し立てていたのを記憶している。
そして、数百万円貯め込んで、DNA鑑定まで漕ぎ着けたい!!!と・・・何度となく効いて来た。

老い耄れ爺も駄洒落本:「 shy・・・、the Vespula 」の中で、「軍」の中にも2タイプ存在し、「軍」の中の「軍」は超巨大巣にする!!!と、書き立てているが、ドクちゃんは、当に、その裏付けを取るべく僅かなサンプルでDNA鑑定に挑戦してくれたと言う訳だった。
これ以降、ドクちゃんは、「軍」の中の「軍」を「コバクロ」と呼ぶようになっていった。
「コバ」とは、老い耄れ爺の名、「コバヤシ」の一部を採って捻り命名ををしたのだった!!! 
「コバクロ」かァ~~~!、上手い命名をしたもんだ!!!

それから、一部ではあるが、ドクちゃんが絡むヘボ群団仲間では「コバクロ」が通用するようになっていく・・・
そう言えば、愛知県には、「コバクロ」というヘボの会が存在していて、地元の新聞でも取り上げられていたのを読んだ事がある!!! 何処に入れ忘れたか?yも新聞を貰った事があるが、大々的に1ページを使って色々な事を発信していた・・・
実にウィットに富むドクちゃん流発想は色々な場面で頭角を現すようになっていく・・・

こんなハプニングがあり、暫くして、体調も良くなり、ドクちゃんは、遂に、大阪大学で博士号を取った!!!と、言う知らせが届いた!!!   

こんな話が蜂仲間で広がり、大御所:今井会長さんは、安藤さんの事をドク(博士)ちゃんと呼ぼうという事になった!
これ以降、我々、ヘボ仲間は安藤さんの事をドクちゃんと呼ぶようになる・・・
そして、ドクちゃんンの「ヘボ」学は、留まる所知らず!!!、金と時間があれば、家に閉じ籠り執筆活動の時間が増えて行く・・・ yの所には、ドクちゃんの日の眼を見て居ない草稿が何十枚、何百枚とある!!!
初期の頃は手書きをしていた!!!
蜂狂にしては達筆で上手な字を書き、それも丁寧だった!!!
万年筆が大好きだったので、使わないモンブランをプレゼントした事があったが、これを大事に使い、それ以降万年筆を使うようになる。
しかし、近年は、パソコンで入力しているようだった。
今年の正月明け、2000ページに及ぶ大論文を書き上げた!という手紙を貰った。 
部分的に欲しい校があれば、連絡くれれば送ってやる!と、書かれていた矢先、1月に手紙依頼したばかりのの事だった。
この依頼に対し届いたのは、先に紹介した捕獲した「ハチクマ」の幼鳥と「狸」親子だった。 
先日、告別式の折、「狸」親子を見たかったが、放したばかりだったようだ・・・
留守番のおばちゃんがそう話してくれた。

思えば、ウィットを解せる発想豊なドクちゃんだった!!!  
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     『 ドクちゃん追想・・・③ : 強制営巣!!! 』

2014-03-25 00:23:44 | 日記

             


ドクちゃんは、実に、独創的な発想をする蜂狂だった。
そして、「これぞ!」と、テーマを決めるとトコトンのめり込むタイプで、その留まる所を知らなかった。
その一つに「強制営巣」がある!!!

ドクちゃんの強制営巣は、これまで何がしかの蜂狂達がやって来た方法とは異にする手法で、ザックリ聞いた範囲では、驚くべき手法だった。
これまで聞き及んでいた方法は、広い原野や畑等を大きなネットで囲い、その中に女王蜂を放すというモノで、自然界のそれとそれ程違わなく、巧くすれば巣を掛けてくれるという運否天賦の手法だった。 美濃屋さんもこの論法で、岐阜や愛知辺りの蜂狂と違うのは、ガラ温の中で女王蜂に餌付けをして飼育するという点が改善されている。過って拝見した事があったが、完璧に餌付け訓練されていて惚れ惚れした!!!営巣開始期の女王蜂は非常に神経質で、何か気に入らないと直様ピンポン玉初期巣を放棄する! 美濃屋さん、これには程々手を焼いておられた・・・

ドクちゃんが考案した手法は、正確には教えて貰えなかったが、ユニークで、丁度、女王蜂を休眠状態のようにさせて目覚めさせた時にここが巣を掛けるべく場所だ!!!と、認識させるという画期的方法で、アンバチ3巣と軍(シダクロ)1巣で成功したと豪語していた!!!
眠らせる方法は、エタンを使うが、かなり微妙な方法で、下手をすると死に陥れる危険さえ孕んでいた。
熱中したその年は、ノメリ込んでいたようだが、翌年はそれ程でも無かったので、かなり難易度の高い方法だったのかも知れない。
目覚めた女王蜂を捕まえ、エタンで眠らせ、飼育させたい場所にニホンミツバチのワックスで軽く固定!!! このポイントが、営巣場所になるんだ!!!と、話していた・・・
アカンバチの巣は、目の前で見たので、確かだったんだろう・・・

その後、関心が非常にあったので、ヒツコク聞いたが結局はお茶を濁され、教えて貰えなかった。

極トン爺流手法は・・・
至って自然流で、山の飼育場で毎年のように営巣してくれたから準強制営巣と呼びたい所だ。。。
彼女等は自分達が生まれ育った巣盤に実に強く反応する!!!
前年の巣盤を荒く掻き落とした状態にして置くと、強烈な匂いが、まだまだ、残っていて、この匂いの強く反応する!!!
そして、条件が良ければここに営巣を開始し出す事が多い!!!
これまでに何回ピンポン玉サイズの初期巣を見て来た事か!!!
或る年は、完璧に女王蜂の飛来を画像に収めた! 


好奇心旺盛な爺、画像撮影をしたいばかりに少々行き過ぎ、1週間後に逃げられる!!!という不出化しをしてしまったが、この手法は、かなりの確率で、着巣してくれるから満更でも無い!!!と、思っている。

しかし、まだまだ、完璧を期すまでには至っていない。
多くの蜂狂の永遠のテーマだろう?
ドクちゃんがこんなに早く逝くなんて思っても見なかったが、せめて文献?等に残されていればノーベル賞的存在?・・・今となっては惜しまれてならない!!!
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