ヘボのアルバム (続編)

四季折々の戯言を・・・
そこから何が読めて来るか?

     『 トチンブク!!! 』

2013-09-20 22:46:56 | 日記

             


余りパッとしない「スガレ追ひ」が続く・・・
「スガレ追ひ」の帰り道思い出したようにトチンブク(栃の実)の木の下を歩いた。
大方は、既に、誰かが拾ったか?動物が食べたか?思った程は拾えなかった。
それでも5~6個拾い、飾り物ようにした。
思えば、悪餓鬼の頃、百姓家の悪餓鬼がこの「トチンブク」を持って来て皆に見せびらかしていた。
あの何とも言えない焦げ茶色した栗皮模様の輝きは、大好きで、欲しくて欲しくてしようがなかった。
諏訪地方には栃の木が少ない為トチンブクは貴重品だった。

時間はかなり経って家を建ててから友人と「スガレ追ひ」に出掛けた。
庭先でこの「トチンブク」を見て見たいモノだ!!!と、友人に話すと「ヨセ!ヨセ!!!あんな巨木になる木を庭に植えるもんじゃァ~ナイ!!!」と一括された。
確かに土地の木の大きいのは、何10mにもなり、横幅も尋常ではない!
北アルプス山系に入ると、この、トチンブクが成る巨大木を見掛ける。 もの凄い巨木だ!!!
今でさえプルーン、梅、山帽子、それに高野槙が大きくなり過ぎて閉口している・・・
時々、Momoちゃんから「ヨセ!ヨセ!!!」と言われたサゼスチョンを思い出し苦笑している。

この時期、栃の実を食べる訳でもないが、ツイツイ、落ちていると懸命に拾い、飾り物にしている。
この焦げ茶色した栗色は実に好きな色で、自然界の神秘を感じる。
コメント
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