昨年の忘れ物～春の鉢植え花木 「ミツマタ」「レンギョウ」など

昨年投稿できず、フォルダ―に置き忘れた植物で、
春に咲いた鉢植えの花木です。
　
「紅花ミツマタ」は、黄色い花を咲かせるミツマタの紅花種で、
中国原産、ジンチョウゲ科の落葉低木です。
下向きに咲く花には芳香があります。
　

　
晩秋から蕾を着けて、膨らませてきた３月上旬、　
　

　
３月末、開花し始めた花はオレンジ色です。　
新葉が芽吹く前に、三又に分かれた枝先に花を咲かせます。
繊維質の樹皮は高級和紙の原料として、紙幣にも使われます。
　

　
４月半ばの花、花弁のように見えるのは筒状のガクで、
先端が４裂して反り返ったものです。　
　

　
４月下旬に咲いてきた花は、色が薄くなりました。　
　

　
樹高５０cm程になって、今年も蕾を膨らませてきました。
　
　
次の「レンギョウ」は、モクセイ科の落葉低木です。
中国から日本への渡来は古く、平安時代とも？　
　
枝が長く伸びて下垂する「枝垂れレンギョウ」でしたが、
上部が枯れて、台木部分からの枝が伸びて開花しています。
　

　
台木のキダチレンギョウ、４月中旬の花です。　
　

　
暗い冬の後、明るい黄色に救われます。　
　

　
緑の新葉も伸び出してきました。　
　

　
　
終いは「白花ジンチョウゲ」です。
室町時代以前に、中国から渡来したジンチョウゲ科の常緑低木。　
基本種は蕾が濃い紅色で、開いた花は淡紅色です。
　
我が家の鉢植えは、咲き分け品種を通販で購入したものです。
白花と紅花を咲き分けるはずですが、白花しか見ていません。
　
４月中旬の蕾、白色です。　
　

　
４月下旬の咲き始めです。　
香りの良い花ですが、満開時の画像がありません。
まだ２０cm程の若木なので、紅花も咲く期待を持って・・・。