Koba の庭~春夏秋冬

庭や鉢植えの樹木や草花を中心に、家庭菜園も楽しみ、四季の彩を写真で紹介します。

食虫植物の花(1)~サラセニア3種

2018-07-15 | 食虫植物

大型の食虫植物「サラセニア」(別名ヘイシソウ)3種です。
北アメリカ原産で、湿地に生える多年草です。
葉が筒状になっており、虫を捕える落とし穴として使います。
 
サラセニア・レウコフィラドラモンディとも言う)
7号深鉢にミズゴケで植えています。
葉や花茎の長さは70~80㎝位です。 
 

 
5月下旬から開花し、葉は前年の枯れた先を切り取ってあります。
右端に1本新葉が伸び出ています。 
 

 
変わった形の赤い花です。 上部の5枚はガク片、
その内側で、舌のように垂れ下がっているのが5枚の花弁です。
中央に傘状のもので覆われた部分、中に雌しべや雄しべがあります。 
 
  
 

 
筒葉の先端部、6月になると新葉に網目模様が入ってきます。
中に蜜腺があり、そこに向かって逆刺が密生し、
虫が中に入ると出られない構造です。 
 
 
 
 
次は同じ葉形・花型で、色が黄緑色のサラセニア・フラバです。
草丈は40cm程で少し小型です。
 

 

 
蕾はこんなでした。
 

 
 
終いは、サラセニア・プルプレアです。 
植替えてないので、鉢から株があふれ出て、
花茎が、あちこちに倒れてしまいました。
 

 
花弁が少し短めの花です。
筒葉も上に伸びず、ロゼット状に横に展開します。
生きたミズゴケと一緒に増殖する、現在の姿です。 
 

 
3種とも寒さには強いので、
冬も屋外の雪囲いの中で越冬します。

コメント
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