今朝の朝日新聞生活欄。
テーマは「お正月インテリア」ということで
和紙を使ったしつらいのアイデアなどが紹介されていました。
その中に、「香りのしつらい」としてお香の老舗、
松栄堂さんのアドバイスもありました。
「お正月くらい、いつもの香りからちょっと冒険してみませんか」というもの。
たかが線香、というなかれ。
お値段もさることながら、高級線香になるとえも言われぬ
馥郁たるかおりです。また、いいものほど焚いた後の残り香も
味わい深く、長持ちするように思います。
「お線香くさい」と毛嫌いするむきもあるようですが、それはお香の選び方次第。
こういう「ちょっと冒険」というときには
いつもよりちょっと高いもの、ではなく
「普段は絶対買わないようなうんと高いもの」を買うことをお勧めします。
例えば、一束程度の量で3,000円くらいのクラスのもの。
私が売り手だから言っているわけではなく、
そのくらいのクラスのものだと、どなたでも「違いがわかる」品質の
ものが多いからです。
なべて、初めてのものを体験するときは
できる限り上等なもの、に触れることが肝心です。
中途半端なものに触れると本当の良さがわからないばかりか
下手をすると嫌いになってしまいます。
さて、ちょっと冒険、してみませんか?