仏壇販売人、ぶつぶつ日記

山口県の隅っこから
仏壇販売人のたわ言、繰言、独り言。
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お正月のしつらいに五感をきかせて

2007-12-27 13:40:30 | 本音

今朝の朝日新聞生活欄。

テーマは「お正月インテリア」ということで

和紙を使ったしつらいのアイデアなどが紹介されていました。

 

その中に、「香りのしつらい」としてお香の老舗、

松栄堂さんのアドバイスもありました。

「お正月くらい、いつもの香りからちょっと冒険してみませんか」というもの。

たかが線香、というなかれ。

お値段もさることながら、高級線香になるとえも言われぬ

馥郁たるかおりです。また、いいものほど焚いた後の残り香も

味わい深く、長持ちするように思います。

 

「お線香くさい」と毛嫌いするむきもあるようですが、それはお香の選び方次第。

こういう「ちょっと冒険」というときには

いつもよりちょっと高いもの、ではなく

普段は絶対買わないようなうんと高いもの」を買うことをお勧めします。

例えば、一束程度の量で3,000円くらいのクラスのもの。

私が売り手だから言っているわけではなく、

そのくらいのクラスのものだと、どなたでも「違いがわかる」品質の

ものが多いからです。

なべて、初めてのものを体験するときは

できる限り上等なもの、に触れることが肝心です。

中途半端なものに触れると本当の良さがわからないばかりか

下手をすると嫌いになってしまいます。

 

さて、ちょっと冒険、してみませんか?