お父さんが亡くなってからあっという間に3ヵ月過ぎてしまった。
だんだん、もういないんだ、会えないんだ、ということが実感されてきた。
そう思うたび、胸が痛い。
ベッドのなくなったがらんとしたお茶の間。
そこに仏壇がある。
‥ちなみにこの仏壇はお母さんが亡くなったとき、仮に段ボールで作った仏壇だ。
昔のひな人形を飾った段々くらい巨大で、床の間いっぱいの大きさ。
ちゃんとした仏壇買おうよと何回か言ったが
「いくらすると思ってるんだ!あれでいい。仏壇なんて意味ない!」
と言っていた。
そういえば(と次々に思い出す)、何回めか仏壇の話をしたとき、
「そうだ!この間創価学会に入っている人から、いい仏壇もらったんだった(なぜもらう?)。実家に置いてあるから取りに行こうか。大きくて立派だぞー
とほくほくして、今度は止めるのが大変だった。
お母さんも入信した覚えのない創価学会の仏壇じゃ落ち着かないでしょ、と言っても
何言いやがる、そんなの関係ない、お前は無駄遣いばかり考える、だいたい‥
と関係ない説教に移っていき怒られる理不尽‥。
その後仏壇の話はできなくなった。
そのボロい仏壇(仮)で今はお父さんの小さい写真が、お母さんの大きな写真の横で、満面の笑顔で並んでいる。
まあ、この仏壇はお父さんらしいよ。
親戚がお焼香に来ると呆れられるけど。
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