さて、お父さんがあまりに入院ストレスが溜まったので、
本当はまだ退院できないんだけど、退院してきたお父さんです。
入院前から20kg近くも痩せての帰宅です。
「骨と皮ばかり」という表現がぴったり。
よくそんな体で歩いたり握ったりできるね、と感心するくらいです。
お父さんは入院中、私が見る限りほとんど食事に手をつけていませんでした。
でも私は密かに思っていたのです。
食事がまずいから食が進まないんじゃないかと。
おいしいもの、好物をだせば食欲はですぎるくらい回復するんじゃないかと。
しかし!
家に帰ってきたお父さんはやはり食が細かった!(病院さん、ごめん!)
確かに、食べたがっていたマグロとかうなぎとか出すと少しは食べるけれど、
入院前のように目を輝かせて、出した途端に待ちきれないようにペロリ、
という感じではない。しばらく置いてからやっと食べる、という感じ。
それもせいぜい1、2個。少し食べると、胃からこみ上げてくる感じで、
吐き気と必死に戦っている。
特にごはんの匂いがだめで、おえっとなってしまう。
肉類もまったく受け付けない。
病院で、血糖値落ち着いてたのは、あれは食べてなかったからでは?
いくらカロリーたんぱく制限あると言っても、食べないのは絶対よくない。
全然食べないくらいなら、体に悪いもの(糖分)でも食べた方がいいと思う私であった。