お父さんの底力。

寅さんとか長島監督とかによく例えられるお父さん。ついに脳梗塞で倒れました。しかしマイペースさに変わりなし!

懲りずに自転車に乗る父(1)

2018-10-29 20:29:30 | Weblog

ええ、自転車だけはだめだって、口を酸っぱくして言ってたんです。

私もケアマネさんも。

お父さんはどこかにやにやしながら「ええ、ええわかってます。」

って言ってたんです。それが事件から二日前のことでした。

 

そして今日、仕事で遅くなって帰宅した私が見たのは、血だらけのシーツと

横たわる父!事件か!!

 

話を聞くと、

「転んじゃったよ、自転車で。」

乗ったんかい!!あんなに何回も念押していたのに!!

疲れた私は、怒りで頭が変になりそうでした

もう知らん!自業自得だ!

といったん部屋に戻ったものの、やっぱり化膿が気になって傷を調べました。

左腕の皮膚ずるむけ!自分でなんとか巻いた包帯(むくみ用のやつだけど)がもう真っ赤にそまっています。

とりあえずベッドに腰掛けさせて、お湯で洗い(痛い痛いと騒いだけど)、ゲンタシン軟膏(抗生物質)を塗ってガーゼを重ねて覆い包帯で巻き直した。血は止まらず、じくじくとしみだしています。

これは素人には無理か。もう夜中の2時だけど救急車呼ぶレベルか?

でもまあ、これほどの範囲ではないけれど、お父さんにはよくある傷。

明日は仕事休みの日だし、病院には明日でいいだろう、と寝た。(続)