お父さんの底力。

寅さんとか長島監督とかによく例えられるお父さん。ついに脳梗塞で倒れました。しかしマイペースさに変わりなし!

お父さん、本領発揮しだした。(H27.9.13)

2015-09-14 00:00:34 | Weblog
さて、今日も集中治療室に行くと、お父さんはだいぶ元気そうになっていた。
両足の下に布団を丸めて足つぼ?のマッサージ。
麻痺した手にはタオルの丸めたのを入れて、少しでも動くようににぎにぎ。
「運動不足でなー、自分でもこうやって訓練してるんだ」
TVも何もない、集中治療室なので、ポケットラジオを聞いている。
落語をたくさん入れたiPodを先日もっていったのだが、
「全部聞いた。面白かったけど知ってる話ばっかりだったなあ。
これ、ラジオより音いいなあ」と感心している。
「看護婦さんがくるのが唯一の楽しみなんだ。男の看護士がくるとがっかりする
なんて言っている。
実際のところ、手足は枯れ木のように細くなってしまったし、尿管にもチューブ入ってるし、鼻にもチューブ、
手には点滴。微熱が続き、血糖値と血圧が高いと言う状態だが、お父さんの明るさはやっぱりすごい。


対する私は、「お兄ちゃんと話した?」
と聞かれて思わず涙が。 
帰る時には
「元気出せよ」
と言われてしまった。
これじゃ逆だよ。