教習所社長のオートバイコラム

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油冷エンジン

2006年11月20日 | バイク

コバッチでぃ~しゅ(^O^)/ みなさん、こんちわぁ!

先週、お話した神奈川スズキさんの販売店向けバンディット1200ABSの試乗会が明日に迫りました。確認の電話が入ったので「どんどん、派手にやってくれぃ」とあおるコバッチでした。

さて本日は、あのスズキの伝統ともいえる油冷エンジンがなくなるとの事・・・。神奈川スズキさんに伺ってみると「はい!そうです!」だってさ。コバッチちょびっと寂しい気がしたんだけど・・・。あっさり言われると。

油冷エンジンと言えば、‘85年?GSX-R750に搭載されデビューしたエンジンですよねっ。当時、空冷エンジンの中で油冷?なんだそりゃ?冷やし油そばかぁ?な~んて訳が分からなかったのを覚えています。

感動を呼んだ!GSX-R750

GS系の2バルブからGSX系の4バルブの中、エンジンも高出力化の闘いが激化していました。高出力化を求めるといつもそこにはエンジンの高温化との闘いもありました。当時の空冷エンジンは、高い回転をキープしているとすぐにパワーダウンしてきたり、真夏の走行ではもうとても750とは思えない力しかだせませんでしたね。まるで鬼太郎の下駄の音みたいに、カラ~カラ~となって最後にはエンストする始末でした。

そこで、どうせ?エンジンオイルがエンジン内を循環しているのだから、冷たいオイルを最も高温になるシリンダーヘッド部に噴射して冷ましたらどうか?という発想から開発されたのが油冷エンジンでした。大型のオイルクーラーで十分に冷やされたオイルをヘッド部に毎分20Lも噴射して冷ますのです。う~ん、合理的ぃ! 確かにエンジンの出力は安定し、安心してパワーをキープできるようになりました。

‘85 GSX-R750エンジンでしゅ

この油冷エンジンはあくまで空冷エンジンの仲間であり、ヘッド部はオイルで冷ましますがシリンダー周囲部はあくまで空冷です。そこで、あのスズキ独特の細かく薄い冷却フィンが出来上がったようです。これは製造技術からも製造効率からも、かなりの手間なそうです。でも、やはりオートバイのエンジンは外観からも美しくないとねぇ~、造形美が心を打つのでしゅ!水冷エンジンにあるような、シリンダー周りがのべぇ~んとして鉄の四面体があるようなエンジンもありますが、コバッチは嫌いです!(あれ?ZRX1200Rはどうだったけ?くれぐれも突っ込みは禁止ぃ

う~ん!これこれ!油冷独特のフィン構造!

しかし、大型のオイルクーラーを装備してオイルを・・・?それなら、水冷の方がよほど合理的でエンジン出力も安定してだせるんだから・・・ねぇ。時代の流れには勝てませんよね。気軽にのるオートバイは空冷で、高出力エンジン搭載のオートバイは、やはり水冷ですかね?

では、この辺で。明日の試乗会は、またみなちゃんにお知らせしますのでお楽しみに!ちゃおちゃお~



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2 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
Unknown (ちょろ水)
2006-11-21 09:20:55
お久しぶりです、お邪魔します。
しょーじさんのブログからやってきました~。
コバッチさんは、バイク好きだったんですね。知りませんでした。わたくし、ちょろ水も中免とって十数年、のオフロードバイク乗りです。
相棒は、10年選手のXLR200R、走行距離8万キロ突破しております。エンジンはまだまだ絶好調、10キロを目指してま~す。
若かりし頃(笑)は、毎週のようにダートを求めて走りに行っていましたが、最近は街乗りと月1のロードツーリングぐらいしか乗っていません(; ;)

これからコバッチさんのブログ楽しみに拝見させて頂きますね♪
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お~ぉ!ちょろ水かぁ! (コバッチ)
2006-11-24 09:56:08
コバッチで~す!しょーじのブログからの閲覧&発言ありがとうございます。職業柄、オートバイは大好きなんですよ(^O^)/
テニスはアマチュアでも、オートバイはプロですよ!オートバイに関する事はなんでも聞いてくださいね。

XLR200に乗ってるんですかぁ!コバッチもオフはカワサキスーパーシェルパに乗って楽しんでいますよ。機会があったら、一緒に走りにいきましょう!

また、発言もしてくださいね!
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