折角の機会だと思い、「勝手にcomet week」と称して
晴れたら観察に行こう!と地学班の生徒と話していたのに、
前週は15日(火)の夕方に15分間ほど見えたのが唯一の晴れ間だった。
それでも「肉眼で見えました!」と喜んでくれてよかった。
そんな状況で、この日は待望の晴れ間が来た。
平日勤務後の出動なので、先週と同じ近場の高台へ。
少し冷たい風が吹いてきて、金星が沈みかける頃に彗星は見えてきた。
肉眼で十分確認できるものの、流石に少し暗くなってきたようだ。
EOS kissX5+Tokina AT-X10-17mmF3.5-4.5DX→17mmF5.6、ISO3200、
露出 10s(固定撮影)
露出 10s(固定撮影)
でも、相変わらず固定撮影でもさくっと写る。
しかも彗星らしく、ちゃんと尾が写る。
EOS kissX7i+EF-S18-135mmF3.5-5.6→50mmF5.6、ISO6400、露出8s(固定撮影)
さらに拡大すると、アンチテイルもうっすら写っている。
X-A5+MD200mmF2.8→F4、ISO4000、露出1s
SP赤道儀で自動追尾
SP赤道儀で自動追尾
撮影中に少しだけ雲の通過があったが、
小1時間ほど天の川と彗星のランデブーを堪能できた。
この後、東の空に月が昇ってくると少し尾の見栄えがかすんできた。
明日以降の天候もあまりぱっとしない予報で
次回晴れ間が来るのはいつになるやら。
名残惜しいけど、そろそろ片付けるとしよう。
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