下北半島 田舎を楽しむ

百姓、物作り、50歳から始めたロードバイク、etsで田舎を楽しむ
そして51歳独身の終活

初の輪行

2016-07-08 20:03:14 | 日記

人生 初の輪行です。自転車をたたんで袋に入れて電車等で移動します。

          

朝 5時14分 下北駅発野辺地行きの列車に乗ります。 こんなでかい荷物を持って列車に乗るのも気が引けるが、人が少ないのが救いか。

 

                   

本日のコースは野辺地まで列車で移動し、そこから天間ダムを通って八甲田目指し笠松峠、酸ヶ湯を回って

青森市街へ下り県立美術館を回って日展を見て帰るという予定をたてたが?

いろんな誤算が重なり・・・・・。

 

            

誤算その一、天候 予報ではくもり 昼は晴れ間も しかし霧雨走っていると服も濡れてテンションも下がる一方。

誤算その二、みちのく有料道路は自転車通行禁止? こちらからは検問所もないし。もちろん最初から通る気はなく

ダムの裏側の道を走る予定だったが、砂利道だったのは予定外。

 

      

ガスの中の天間ダム 人っ子一人いません。

 

        

途中、出くわしたトンネル。こんな日にこんな所で真っ暗で怖い さて何が出るか 何にも出ませんでしたが・・・・ 

 

           

間もなくパンク。砂利道を走ったせいかタイヤのサイドに亀裂が。これじゃまたすぐにパンクするな、まったくもう

霧雨が雨になるし、腹立つ。しかしそこは歳の功 閃きました。

 

  

タイヤの裏側からパッチを当てて補修。これでもてばいいが。

パンクの修理中にトラックが止まり、心配して止まったと思いきや

この道は自転車はダメよと言われる。確かに有料道路だからね。

途中で八甲田に向かう道に入ると説明したら納得して行ってしまったが。

       

                          

                   

八甲田に向か向かう道に入ったはいいが、そこも砂利道で14キロの標識 、果たしてタイヤが持つか。

行くも地獄、帰るも地獄の心境です。

しかしこの川の流れ確か20代の頃に見たなあ。オフロードバイクであちこちの林道を走っていた頃。

この先に上北鉱山の跡があってこの川はその影響で魚がいないんだよなあ。

 

                         

やっぱりありました上北鉱山跡。草に覆われてまるで「天空の城 ラピュタ」みたい。

100年先の日本の姿と重なる。増え続ける空き家 どうすることもできない行政。

 

          

長く続く砂利道。濡れた砂利道の坂はロードバイクでは登ることができず、ひたすら押して登ります。

1時間くらい押して登ったかなあ ようやく頂上らしき所に着きました。しかし砂利道はまだ終わりません。

下りも砂利道でした。頂上から舗装になると勝手に思い込んでいました。

アスファルトが見えた時は、ほんとに、ほんとに大声でなんか言ってました。

 

            

ようやくたどり着いた銅像茶屋。ここの名物みそおでんを食べて腹ごしらえ。

予定では笠松峠、酸ヶ湯を回るはずだったがそんな気力も、体力も残ってはいませんでした。

後は一気に市街まで下るのみ。くだったら青空が もー腹立つわ

 

           

県立美術館に到着。出来た年以来です。久しぶりに見たら壁が汚れてなんか貧弱な建物。

日展の方は、プロの作家たちの仕事ですから見応えがありました。

青森犬に見送られて後にします。

青森駅から列車に揺られ下北駅に18時頃無事到着。いやはやご苦労様でした。

 

 

追伸 翌日は濡れたサイクルウエアの洗濯、泥だらけのチャリの洗車でのんびり。心地よい日差し。ゆっくり流れる時間。

コーヒーでも飲みながらブレイクタイムです。