KNZのロー後&新司法試験

ロースクール修了生による、新司法試験情報など。

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第5回司法試験

2010年05月21日 02時02分19秒 | Weblog
お疲れ様でした。
個人的な付き合いのある方には連絡はしておりますが、ブログで見てくださっている方には遅くなり申し訳ございません。


これからは数少ない自由な時間です。

旅行に行くもよし、サマークラークなぞに申し込んで就職活動をするもよし、
勉強し続けるもよし、ひたすらぼーっとするもよし…

ちなみに私は上4つのことをバランスよくしているうちに夏が終わりました。

その頃の出来事はかなりいい想い出です。



仕事面では大きい事件に携わらせてもらうこともあり、やりがいを感じることも出てきました。その分きついですが、人間、場数を踏めば何とかなるもんだということが実感できます。案ずるより産むが易しということでしょうか。

課題だらけではありますが、一歩ずつ成長するしかありませんので、受験時代のハングリーさを忘れずに進んでいきたいと思います。


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スピード

2010年02月05日 02時22分55秒 | Weblog
実務について、一番感じるのはスピード感の違い。
それなりのレベルの仕事を完成させるのは当然として、評価はそれをいかに早く仕上げるかにかかっている気がする。

記録を渡されて、30分後には、もう「ドラフトできた?」とか
いきなりメールや電話が来て「10分以内に調査して」とかざらにある。

「各仕事の緊急性・重要性を見極めて、段取りを整えた上で、あとは期限を設けてスピード感をもって仕事をする」という能力は、実務では法律知識以上に必要とされるスキルではないかとすら感じる。

実は、この能力こそ、新司法試験にも必要とされているはず。

司法試験も、配点という基準から検討すべき優先順位を見極めて、何を書くかという段取りを整えた上で、何を何時まで書くという計画を立てて、あとはスピーディーに書いていく、ということがポイントになっていると思う。

これらの作業をこなす能力が実務では大きなウエイトを占めていることからこそ、わざと司法試験は時間が足りないようにできているのかもしれない。


そして、ロースクールにおいても、このことは共通している。

ローの課題や予習復習、試験科目に関係のない授業、ゼミや懇親会などを完璧にこなした上で、新司法試験で上位に入るレベルをキープするなんて、凡人にはなかなかできない。

ロースクールの課題や無駄な授業に嘆いたり、盲目的に従うのではなく、むしろ「各作業に優先順位をつけながら、段取りを整えた上で期限を設けてスピード感を持って各作業をこなしていく」というスキルを身につけるためのいいきっかけを与えられていると思えば、主体的で充実したロー生活になると思うし、司法試験や実務にも直接的に役立つはず。

そう意識しなければ、友人たちと下らない話とかで長時間くっちゃべったり、どの判例や文献にものっていない調査や細かい論点についての資料集めを延々と必要以上にするような、無駄な時間の使い方をしてしまっているうちに、ロースクールはあっという間に終わってしまう。(経験談)



とかえらそうなことを言いつつ、今日もこなしそびれた仕事がたまっていくばかり…

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仕事

2010年01月27日 01時33分54秒 | Weblog
先輩には何度も怒鳴られ
恥を晒して勉強不足をなじられ
何一つ確信を持てないので時間がかかり
自分の時間もまったくとれない日々

だけど充実感はないこともないです

これから面白さも辛さも味わっていくのだろなと

とにかく必死でやります

受験生に負けない勢いで
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第5回新司法試験

2010年01月08日 02時11分33秒 | Weblog
集中すれば、あと4カ月でも充分に挽回可能です。

決して特別な試験ではありません。
しかるべき準備をした人が、しかるべき事を書けば、しかるべく受かる試験です。

体調とモチベーションを維持して頑張ってください。
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二回試験結果

2009年12月17日 02時27分17秒 | Weblog
無事、通過ということです。

これでようやく本日より弁護士になることができます。

これからスタート!いったいどうなるのか予想もできませんが、とにかく勇気だけは忘れずに頑張っていきたいと思います。

ちなみに来週より執務開始です。
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北京より

2009年12月05日 21時47分54秒 | Weblog
北京旅行より戻ってきました。

映画ラストエンペラーで見た紫禁城の壮麗な建築や、チャンイーモウの映画で見た胡同の素朴な風景、名画「さらばわが愛」のモデルになった京劇俳優・梅蘭芳の自宅を念願かなって見ることができて、感無量です。

そのような文化的歴史的な側面以上にインパクトがあったのは、中国の近代化がとてつもないスピードで進んでいることを肌で実感できた点です。
五輪前によく報道されていたようなハリボテではなく、しっかりと地に足がついた発展を遂げている印象です。一度北京を訪れる機会がありましたら、紫禁城やフートンだけでなく、BCDにも行ってみてください。たぶん上海はもっと発展してるんでしょう。

今後、社会的政治的課題をクリアしていきながら中国(+インド)が、世界を牽引していく役割を担うだろうことは想像に難くありません。

その中で今までアジアの中の欧米としての役割を果たしていた日本は、どのような立ち位置を見出していくのか、
それとともに、変化の多い現代社会の中で日本弁護士としてどのような役割を果たしていくべきか、どのような経験とスキルを身につけるべきか、いま一度考えるいい機会になりました。
何だかんだいっても弁護士資格はまだ強みだと思うので、色々なことにチャレンジできる恵まれた環境にあるのだと思います。

ダライラマの「1年に1度は知らない土地に行きなさい」という言葉どおり、たまに海外に行って普段会わない人と会うのは非常にいい経験になりました。
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二回試験終了

2009年11月27日 06時16分51秒 | Weblog
二回試験が終了しました。
ミスはなかったはずだけど、内容はどうなっていることやら…刑事裁判が個人的に不安です。
とにかく色んな意味でもう2度と受けたくない試験であることは間違いないです。。

発表まではしばらく自由研究日が続きます。
海外旅行に行く以外は暇なので、実務には入るための勉強や準備に勤しむことにします。
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二回試験中

2009年11月23日 07時29分53秒 | Weblog
こんな拙くて不定期更新のブログに足を運んでいただく方がおられるのにびっくしするとともに、感謝します。

今、KNZは、二回試験の真っただ中です。
あの辛い想いをした司法試験よりも時間も日数も長い試験で、結構苛酷です。

とはいえ、合格率は95パーセントくらいなはずなので、本来なら余裕を持てるはず
…とはなかなかいきません。

というのは、
・落ちた時の財産的精神的な逸失利益が莫大でプレッシャーが大きい
・総合評価ではなく、1科目ごとの評価であり、前の科目の出来が良かったからといってまったく気を抜けないとともに、失敗した科目の挽回ができないという酷いプレッシャーにさらされる
・綴りミスや鞄の中への携帯電話持ち込みなどは即失格で、運用も厳格なので、雰囲気がやばい

ということです。
みんな司法試験くらいにピリピリしてます。
試験官はそれ以上に怖い。不正を発見したら報奨金をもらえるのか?と疑いたくなるようなくらい、鬼のような顔つきで監視しています。トイレにまでついてきます。
新61期で二回試験に落ちた人が、8月の2回目の二回試験で、試験終了後2秒くらい綴るのが遅れただけで再び不合格を食らったという話も聞いています。

二回試験にミスはつきもの、誰しも必ずミスはします。
ただ、それが致命傷になりうるのかどうかという判断がいまいち確信できないところが怖い。。(綴りミスなどは明確ですが)

KNZも、既に終わった科目で、結構やばいんちゃうかなというのはあって不安です。

中学受験から続くペーパーテストの連続がようやく終わろうとしている中、最後にこんなラスボスが待っているとは…

とにかく、集合修習中はEはなくほとんどBかCだったという点と、95%が合格するというデータを頼りに、残り3科目も突破していきたいです。


ちなみにこのブログは二回試験の結果にかかわらず、自分の一つの心のよりどころにしたいと考え続けていくつもりなんで、これからもよろしくです。
(内容は日記メインになると思います)


上記のように二回試験が多少死ぬ確率の少ないロシアンルーレット的要素があるのに対し、新司法試験は合格の実力があれば必ず受かる試験だといえますので、受験生の方はぜひとも合格をゆるぎなくするレベルの実力養成を目指して頑張ってください。
コメント

新司法試験不合格だった方へ(追加)

2009年10月16日 02時49分26秒 | Weblog
このブログを見てくださっている中で、今回の新司法試験、残念ながら不合格という結果になったという方も少なくないのではないか、と思います。

前回の記事は主にさんざん書いてきた技術面でしたが、今新司法試験に落ちた方が必要としているのはモチベーション維持、勉強のやる気、といった精神面の方が大きいかもしれません。
まだ合格発表から1か月そこそこで、時間があってもフルに活用してバリバリに勉強できている、という強い精神力の持主はなかなかいないでしょう。

そこで、今回は勉強のモチベーション回復に少しでもつながりうるような記事を書いてみたいと思います。

まず、「来年合格しても就職がないのではないか」という不安があると思います。
しかし修習生になった時に新司法試験に落ちていること自体のデメリットは、思っている以上にありません。半分近くの人が落ちた経験を持っていますので。
新司法試験に1度不合格しつつも裁判官になっている人も知っていますし、2度不合格でも有名一流企業の法務に入った人を2名知っています。人気事務所に行った人も結構います。就職に悩んでいる人も全体の割合からしたら少ないです。採用する先生はほとんどの人が旧試験で落ちていますので、合格の回数は就職ではあまり重視されないというのが実感です。
ですから、受けると決めた以上、合格後の不安は合格後に考えるとして、合格することに集中するようにしてください。

また、3回目のがけっぷちで受かった人を何人か知っていますが、辛さや孤独などの苦労を味わっているからか皆さん非常に器が大きくて人間的魅力があり、個人的に尊敬できる人ばかりです。(もともとの性格かもしれませんが)。

ほとんどの人が持っている不安としては「来年受かるかどうか」というものだと思います。
これについてはロー生も持っていますが、一度落ちてしまうとかなり増幅してしまうものだと思います。
この不安に打ち勝つには、勉強をして自信を身に付けて良くするしかありません。それもやみくもではなく根拠のある勉強をする必要があります。
具体的には、司法試験に落ちた原因を徹底的に分析し(必ず大きな敗因があります)、それに対する対策・手段を考え、計画化し、それを着実にやりぬくことです。

ただ合格に対する不安は、なかなかなくならないし、むしろ合格が確実になるにつれて大きくなるものでもあります。ですから完全に打ち消すのではなく、うまくコントロールさせる工夫を身に付けた方がいいかもしれません。


悩みをコントロールするツールとして個人的にかなりオススメしたいのが、
「道は開ける」デール・カーネギー著 です。(有名な本ですが)
youtubeでも見られますが、できれば買って読んでみて下さい。
平易な表現で書かれておりすぐに読めますが、内容は深遠です。
修習生になってからこの本と出合ったのですが、この本のおかげであまり悩まない体質になりました。

司法試験に18回落ちた経験を持つ、税務訴訟の第一人者・鳥飼重和弁護士の本にも、勇気付けられると思います。
コメント

不合格の方へ、合格の方へ

2009年10月04日 18時16分22秒 | Weblog
久々の更新になり、申し訳ございません。

和光での集合修習も終わり、二回試験まであと2か月弱となってしまいました。


その間に第4回新司法試験の結果が発表されました。


残念ながら今回不合格になってしまった方は、
努力してきた分だけ失望されたことと思います。

もし来年も受けると決めたのであれば、当たり前ですがもう一度全力をぶつけてチャレンジしてください。受験回数制限があるので、一回でも全力でない受験をすると大損です。
このブログに自分なりのメソッドは書きつくしたつもりなので、もう一度最初から読んでヒント的なものを探してみてください。

一度不合格になってしまうと、司法試験を必要以上に難しく考えてしまいがちかもしれませんが、新司法試験は、当たり前のことを当たり前に各自にあった手法でやれば普通に受かる試験です。

合格した修習の仲間たちも、優秀な人間から、少数ではありますが知識不足の人間、そもそも日本語が書けない人間までさまざまです。
優秀な人間も欠点をフォローしたのだろうし、知識不足の人や日本語が書けない人も何らかの長所を生かした(運も長所に入ります)ので合格したのだろうと思います。

完璧であることは何ら求められていない試験です。
だから完璧主義は捨てて、すべきことを地道にしてください。


さて、すべきこととは何か?
それぞれのやり方はあると思いますが、合格に必ず必要な要素としては、

・条文判例のインプット
・問題演習によるアウトプット

インプットのコツとしては
・覚える量を少なくする。つまり重要なものを優先して覚える。細かいのは後回し。
・覚える量を少なくした分、繰り返して覚える。ひたすら繰り返す。
・必ず理解したものだけ覚える。重要度が高いのに理解できないものは、人に聞くか資料にあたるなどして、必ず自分の言葉で説明できるレベルにする。
・色々な周辺知識などと関連付けて覚える

アウトプットのコツとしては
・週に1回は時間を計測して本番と同じように紙に書く。
・答案構成は数多くこなす。
・問題処理手順をパターン化させて、それをインプットする。

要はこれだけのことで、かなりシンプルな試験です。
あとは、精神面・体力面に工夫して、どれだけ毎日着実にインプットとアウトプットを継続させられるかです。
勉強会(茶話会でもOK)を組む、手帳をつけて進行状況を書くなど、継続的に毎日安定して勉強できるシステム作りを考え、具体化し、必ず実行してみてください。

これらをこなせば、運の要素がゼロであっても受かるレベルに達することができると思います。

あと、答案を再現し、合格者に見てもらい駄目だしを受けるなどして、敗因を探ることが必須なのは言うまでもありません。

次の試験までわずか7か月です。今までの勉強が無駄になったわけではないので、受けられる方は1日も無駄にすることなく全力で頑張ってください!




そして、合格された方、本当におめでとうございます!!
新司法試験は極めて透明度が低い試験ですので、後輩や今回不合格になった方のためにも、各自のメソッドや留意点、そして再現答案や構成を、是非公開してくださいませ。

さて就職活動について書くと約束したので、かなり遅くなりましたが、少しばかりアドバイス的なものを…(もう既に就職が決まり、活動を終了した方もおられるとは思いますが)

まず現状としましては、私の修習地(大都市)の班ですと、9割くらいの人が(満足しているかはおいといて)既に就職先を確保できている印象です。大方の人は今年2月~6月くらいに内定が出たようです。
63期の状況がどうなるかはわからないですが、あまり悲観しすぎる状況ではないはずです。

新卒の一般企業と違い、法律事務所の就職活動は、大きくわけると公募とコネですが、きっかけの違いだけで、本質的には人との縁が大事になります。

縁といっても、家族親類友人に限らず、色々なところから作出できるものです。
よくあるのは実務修習の先の弁護士、研修所の教官ですが、他にもローの教員、大学高校の先輩、同郷など、探せば色々とあるものです。
バイタリティーのある人は、試験直後から、ホームページや電話帳をたよりに電話やメールで事務所訪問を頼んだり、積極的にシンポジウムや弁護士の勉強会に参加して名刺を配っていたりしていました(もちろん就職だけを目的にして節操無く行うのは失礼なので、各自TPOに応じた適切な方法でなすべきなのは言うまでもないですが)

若手でかつ高学歴と言われるロースクールや大学を出た人や語学や資格などの突出したスキルを有する人が、早い時期に大きめの事務所に決まる傾向はありますが、基本的には、人格や個性、社会常識などが重視されるのはどこも共通です。コネ出発であれば特にそうです。

気に入ってもらえれば、その事務所では諸事情で採用されなくても、他の弁護士に紹介してもらえることも日常茶飯事です。
縁を大事にして地道に事務所訪問をしてたらいつの間にか内定が出た、というのがパターンとしては一番多いと思います。


ですので、修習の準備や修習を疎かにしないことは当然の前提として、特に焦らずかといって漫然とせずアンテナを張り巡らせて就活に励むのがいいかと思います。
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