俺の妹がこんなに可愛いわけがない 2巻

というわけで、2巻目である。読んだ。
前回の親バレに続いて、今回は友人バレ。
夏休みに入って、桐乃と共に、夏コミ参戦したり、楽しい夏休みになるかと思いきや、
桐乃の友人にオタのことがばれて、友情の危機に……。と。

あらすじとしてはそんな感じであり、イベントをはさんだりしつつ、
前巻とある意味似たような、オタ否定の人になんとか認めさせる、という筋になっていて、
若干の既視感を覚える物の、前回で父親からの黙認を貰ったからこそ出来る話があったりで、
まぁ、それなりに。
というか、前回に引き続いて、良い感じに兄貴も兄貴で青臭く泥臭いのが、悪くない。

つまりはそんな感じでして、まぁ、それなりに楽しめました。
若干の中だるみというかはあったんですが、3巻以降切り口をかえる的なことが言われていたので、
それは気になる。これ以降どう話を動かすか、というのが。


で、まぁ、あとはあれだ。
京の字は一刻も早く地味子と所帯を持つべき。
というか、何だあの前半の怖ろしいほどの夫婦っぷり、いや、後半もだが。
恋愛感情は持っていないと言いながら、誰かが麻奈美に近寄る事にガン否定するとか、
めざとく麻奈美の良さに気付くのを許さない、とか。
完全に夫婦じゃねーか。結婚しろ。

それにしても、膝枕フラグをへし折ってみたり、3日いないだけで根を上げたり、
なんでこう、京の字の着くキャラは良い感じに平凡を目指しつつも駄目人間な奴なのか。
どこぞの京太郎さんとえらいカブってニヤニヤ出来ました。

そんな俺妹の2巻。