旧(アイマスな)駄目人間の溜り場

(アイマスにはまってる)駄目人間の駄目な毎日。の跡地。

イリヤの空、UFOの夏 その1

2010-11-05 16:53:45 | 
作者は秋山瑞人。
世間では電撃の中でも大分有名な物だと思う。多分セカイ系。
自分にとっては、友人の一人がこのシリーズを大いに気に入っているらしく、
ついでに秋山さんのは、鉄コミュニケイションと猫の地球儀でやられたので、
という事で読み始めた。

最近まとまって本を読む時間が取れなくて、また、秋山さんの本という事で、
ガチガチのSFを期待して読んでいたのですが、どうにもこうにも、
セカイ系であるためか、ゆるゆるとした中学生の青春の日常描写が続くためか、
読むのにえらい時間がかかってしまいました。

で、内容としては、米軍と自衛隊の基地がある町に住む主人公が、
夏休みの最後の日にであった謎の少女、イリヤと出会う。
新学期が始まると、そのイリヤが転校生としてやってくる。
イリヤは基地の住人で……。
みたいな感じで、UFOとかSFな部分や、日本がどうやらどこぞと戦争状態になっている感じとか、
色々と舞台設定が細々といっぱいある。

とはいえ、主人公が良くも悪くもただの中学生で、相手役のイリヤも色々とあるのでしょうが、
なんか読んでいて、だらだらと続くといったら失礼ですが、日常描写が微妙な気分に。
ただの中学生として動く主人公を他所に、しっかり各所で暗躍しまくる大人たちも、
なんか見ていて微妙な気分になるというかなんというか。
読んでいてもしかして自分セカイ系が苦手なんじゃないかと思い出す始末。

いや、節々に誰もこんな所こだわらんだろ、という感じの細かいメカ関係の描写があったりで、
あぁ、秋山さんのだな、という部分もあるのですが。
如何せん、なんというか。ううむ。

もしかして、電撃hpで連載という形式だったというのも、原因なのかもしれないですけれど。
各章比較的独立したオムニバスっぽくなっているので。

なんかそんな感じで、1巻を読み終わりましたが、ううん、という感じ。
とりあえず最後の4巻までは買ってあるので多分全部読みますけど。
そんなこんな。