40歳までに10秒台

老いを感じ始めたおっさんが、100m10秒台を目指すブログ
10年程度ですが、陸上指導経験と自分の競技経験のお話もあり

楽をしない

2016-12-04 23:17:26 | 考察
人間、常に楽をしようとしています。
筋肉は使わなければ衰え、筋肉の支えがなくなれば
なくなったなりの姿勢になります。

走りや日常生活で、意識して姿勢を正すや、筋力トレーニングなどを
していなければ、姿勢が崩れるのは当然です。

走りや競技の動作も、意識しなければ楽にやろうとします。
一生懸命跳ぶ、投げる、走るという気持ちで行っても、
意識しなければ、体は自然と動きを不適切なものにし
現状でいける楽な姿勢を探して、適応させていきます。

筋力トレーニングやフォームの意識は、この脳みそが勝手にやることを
制御することになります。つらくなったら休む、きついのは避ける
では、伸びるものも、あらぬ方向に伸びていきます。

楽をするという人間の本質を越えて、自分が制御する姿を常に持ち続ければ
理想と姿、形になるでしょう。ただ、それにどれくらい時間が
かかるかは人それぞれ。

また、できるようになったからといって
やめればすぐに元に戻ります。

終わりは自分が諦めるまで。