美術の先生は考える

中学美術の授業の実践を中心に、美術について考えたイロイロを紹介できればと思います。

市の美術展搬入・展示を終えて②

2019-02-02 16:48:41 | 日記
追記です。


今年は平面作品に制作者の表現の意図・解説を付けました。それを規定の台紙に収めるために、ケント紙・画用紙を縦横7センチずつカットしました。
これにて観る側が「何を表現したの?」の疑問をもつことはなくなるでしょう。
しかし、『文化祭ポスターのための原画』の表記が欲しかったなーと改善点に気づきました。来年度は空いた台紙の広い隙間に表記のシールのようなものを作って貼ろうと思います。


対して2つの平面作品には題材についての解説が付きました。
今年度本校にいらした講師の先生が積極的に作ることを提案してくれたので作って貼ってもらいました。
文面や構成なんかは、僕の校内に掲示しているものを参考に作ってくれていて、嬉しく思います。校内で日常的に会話することは少ないのですが、こうやって参考にしてくれたり、勉強してくれて、良い取り組みをしてくれていることは頼もしく感じます。


他校の先生の取組。
ただ『和菓子作りましたー。』が多かったように感じてた自地区の和菓子題材でしたが、この先生はしっかり勉強して工夫して取り組んだことが伝わりました。
good jobです!

他、受付をしながら自分の題材『何と読むんでしょうか?』を鑑賞する一般のお客さんの反応を気にしながら見ていましたが、やっぱり実際に触って見てくれている方は少なかったですね。いくらかは見かけましたし、わざと自分が桜のように裏返して見たりしてみましたが「触っちゃ駄目!」の意識が強いからかな?「裏返して見てください」の表記が目立たないかな?
次の機会までに表記を作り直したり、裏返しやすい置き方にしたり工夫してみようと思います。

他、受け付け中は、同市内の小学校勤務の実践家Y先生と語らったり、青森市から観に来てくださった中学美術の先生とお話できて有意義でした。

小中学校美術展。
ただ教師の考えで、生徒たちの作品を面白く飾る、キラキラとスポットライトを当てるのはもういらないのではないでしょうか。
試行錯誤の成果。
確かな学びの足跡。
美術教育の今と意味。
それらをどう発表し、伝え、考えてもらう、わかってもらえるかの場として考えた方が良いのではないでしょうか?
青森県は美術教師が少ない、大変だ大変だと県内の美術教師内で騒がれておりますが、言うだけでは何も変わりません。
学校教育で美術という教科がどれだけ意味があるものなのか?専門の教師が教えているものが他とどう違うのか?違うことによって何が生み出され、他は何が足りないのか?
将来の日本人の大人にとって美術教育がもたらすものが意義深いと感じさせる何かを見せたいし感じてもらいたい。
そういう気持ちで題材開発から作品展の展示までを考える必要があるのではないかと思います。

さて、来年も頑張ろう。
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