美術の先生は考える

中学美術の授業の実践を中心に、美術について考えたイロイロを紹介できればと思います。

8年間の感謝

2017-03-31 19:13:26 | 日記

8年間お世話になりました。
自己最長となる勤務年数でした。

勤めはじめた頃は100人程いた全校生徒も、この8年で50人を割る時期を経て現在は60人程に。
そういった小規模校である特性や、学校りんご農園での特色ある活動を生かした授業・題材研究をさせていただきました。
素直で一生懸命な生徒たち、美術教育に理解のある保護者の方々・同僚たちに恵まれた中で、様々なことに挑戦させていただきました。
東北大会で公開授業をさせていただいたことをきっかけに、狭い弘前市内の美術教育から、東北→日本の美術教育へと視野が広まりました。
青森県の中教研、中文連それぞれの美術事務局を担当させていただく機会を得て、県の美術展の在り方について考え積極的に関わっていくきっかけを得ました。
また、教務主任を初めて務めさせていただき、学校運営に携わる機会を得て、これまでとは違った視点から学校や教育を見つめ考える経験ができました。

さて、片付けに随分と時間がかかってしまい、結局お休みを取っていた今日3月31日まで勤務しちゃいました。が、毎日たくさん卒業生たちが挨拶に来てくれたり、在校生もお別れをしに職員室や美術室に来てくれましたから、結果的にギリギリまで出勤できて良かったです。
わざわざ挨拶に来てくれたり、ジーンとくる手紙や、お花などお礼の品まで用意してくれた生徒のみんな、本当にありがとう。心から嬉しかったです。

何とか教務、美術の引き継ぎも終了しました。
久々に明るいうちに帰宅できたので、少しゆっくりして明日に備えます。


さよなら。東目屋中学校。


さて新勤務校はなんと明日4月1日(土)から出勤、朝から夕方まで会議スペシャルです。
夕方はお休みをもらい、現任校のPTA主催小中合同歓送迎会に参加させていただくことになりましたから、明日は朝から晩まで目まぐるしく走り回ることになりそうです。
新天地での役割や仕事を理解、イメージし始めつつ、8年お世話になった学校・地域の方々にしっかり心を込めてご挨拶してきたいと思います。


次年度計画していた企画。
本校初となる県美での芸術鑑賞教室や、県美との連携によるデザイナーを招いたりんごジュースラベルデザインの授業計画が流れてしまったのは心残りですね。

しかし未練を捨て、先に進まねばなりません。
新任校の現状や一気に激増する生徒数に対応しながら、(慣れるまでに苦戦しそうですが…)その学校に合った授業をまたしっかりと考えて頑張っていかねばと思います。

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