17.桜咲く大洲城へ
清流肱川の畔に佇む日本一の高さを誇る四層四階の木造天守を持つ大洲城へ来ました。
大洲は昨年の肱川氾濫で大被害を受けましたが大洲城は幸運にも無傷だったようです。
駐車場から歩いていくうちにも美しい天守を仰ぎながら満開の桜を愛でることができます。
ガイドの玉井さんが言っていました、
例年なら桜の季節を終えている時期ですが、今年はあなたたちを
待っていたかのように咲き誇っています。
まさに天守に行くまでさくらさくらの並木です。
大洲城は、戸田勝隆、藤堂高虎、加藤貞奏などが歴代の城主でしたが
明治21年、天守は取り壊されてしまいました。
明治時代に3方向から撮られた写真が残っており、平成16年木造で忠実に復元されたものです。
復元には市民の熱意も厚く、
1億3千600万円も一人で寄付された方もいるようです。