赤い太陽にキッス! 

旅日記、旬の花をパチリ!
ランチあちこち、スウィーツ大好きも書きます。
そうそう、 朝一番の太陽にキッスも・・・

長崎平和公園へ 13

2006年11月23日 08時52分15秒 | デジカメ旅日記
● 九州うまかもん旅日記 13
1945年8月9日 午前11時2分一発の原子爆弾が・・

原爆投下中心地に隣接して平和公園がある。
テレビなどでよく見たことがある平和祈念像はどんな場所に立っているのかな?
大仏ぐらいの大きさかな?と勝手に想像していたが・・・・思っていた通り大きな
雄雄しい祈念像にお祈りをした。
小学生グループが合唱で鎮魂を! 平和を祈っている。
またある小さなグループは、もえぎ色のユニホームを着た人たちに説明を受けている。

多分ボランティアの語り部だろう。
平和祈念像は、
「天を指した右手は原爆の脅威を示し、水平にのばした左手は地上に永遠なる平和を願い、
軽く閉じた眼は犠牲者の冥福を祈っている」
北村西望氏(長崎出身)は、そんな願いをこめて制作したといいます。

この像と向かい合うように、次のように書かれた石碑が噴水を浴びて
建てられている。

喉が渇いてたまりませんでした
水には油のような物が浮かんでいました

どうしても水が欲しくて、
とうとう油のういた水を飲んでしまいました
ある少女の手記より


この石碑の上には勢いよく空に飛び上がった噴水の水が、
どうぞ飲みなさい!思う存分この水を浴びなさいと降り注いでいる
さまに惨状が思い出されるような気分になる。

天主堂の中でこの鐘だけが無傷で残ったという長崎の鐘の前では
サトウハチローさんの歌詞を口ずさみだしそうになった。

こよなく晴れた 青空を
悲しと思う せつなさよ
うねりの波の 人の世に
はかなく生きる 野の花よ
なぐさめ はげまし 長崎の
あゝ 長崎の鐘が鳴る


長崎原爆資料館を見学後長崎自動車道を福岡空港へ2時間ほど走る。
旅の終わりだ!