べん:今週末、紅葉を見に行こうと思っているんだ。
先月エコカー補助金制度を利用して、車を買ったんだ!
あむ:いいわね~!
自動車業界も補助金制度を追い風に業績が伸びてきている
みたいよね。
当社のお客様でも、自動車業界関連のお客様からのご依頼が
増えているわ。
べん:自動車関連業界のお客様は環境への意識がとても高い企業が
多く、当社のデータが少しでもそういったお客様のお役に
立っていると思うと嬉しいよね。
あむ:環境配慮への企業の取り組みとして私が知っていることだけ
でもたくさんあるわ。
例えば…、製造工程での副産物(金属くず、異物廃砂)の
発生を、二次材を活用することで押さえたり、廃棄物の削減
や燃料化を進めてるみたい。
べん:製造工程も色々工夫をされていて、NOx(窒素酸化物)や
SOx(硫黄酸化物)、粉塵等の発生抑制や、排水や地下水
での水質保全において、法規制よりも厳しい自主管理目標値
を決めて取り組んでいる企業も多いんだって!
あむ:大きな工場が全国にある企業では、従業員の方々の労働安全
衛生対策としてのアスベスト対策や、コンデンサやトランス
(重電機器)の管理・処理でも、いち早く対策を取ったようね。
べん:電気電子製品では欧州のRoHS指令が有名だけど、自動車にも
欧州の規制があるのは知っている?
あむ:知ってるわ!ELV指令でしょ?
リサイクルすることを考慮して、有害物質(カドミウム、鉛、
水銀、六価クロム)を初めから一定以上含有しないような
自動車を作るのよね。
べん:近年は各企業が自主的な有害物質管理を行っていて、ELV規制
の4物質だけでなく、もっと多くの化学物質に対して管理を強化
しているみたいだよ。
REACH(欧州化学物質規制)のようなグローバルな化学物質
規制に対応するために、日米欧の自動車・化学メーカー関連企業
では業界共通の管理化学物質をリストアップしているんだ。
あむ:先行的な化学物質管理をすることで、例えばより安全で揮発性の
低い塗料で塗装を行えば、揮発するVOCも削減できたりと、より
一層の環境配慮ができるものね。
べん:それじゃ、当社がこういったお客様の取り組みに対して、快適
環境創造のパートナーとしてどのようなお手伝いをしているのか、
次回から詳しく見てみよう!