Blue Period ~out of the aEther

蒼き時代はエーテルの彼方へ。このブログ、閲覧・御意見無用也。

素晴らしい映画

2018-12-16 17:24:48 | 映像作品
もし、

もしも、この映画を観たことがないのなら、
絶対に観た方が良い。

久しぶりにそういう映画に出会った。

という訳で、男はつらいよシリーズの第八作、
「男はつらいよ 寅次郎恋歌」

「男はつらいよ」を観たことがない人に限って、
どこかバカにしたように、
ああ、あのワンパターン映画ねえ、とか言う。

この映画はとても素晴らしい日本映画として
輝き続ける存在だ。

沢山のサイトで知識のある人達が
褒められているだろうが、
それでも僕も褒めたい。
それほどに素晴らしい映画だからだ。

とにかく脚本が素晴らしい。
もう、とにかく脚本が素晴らしい。
大事なことなので二回言う。

もちろん大筋で、
寅さん映画であることは間違いない。

地に足を着けた地道な生活と、
旅から旅へと漂白の暮らし。
それぞれの生き方、生活を対比させ、
対比のなかで、人の幸せとは何なのか、
そしてそれはどこにあるのかを問う。

しかし答えや正解は、
観る人それぞれのものだから
決め付けるようなことはしない。

人は自分に無い物を求める生き物ものなのだ。
(そうでない人も居るが)
全編を通して寅次郎が歌う
「誰か故郷を思わざる」
がそれを表しているのではないのか。

出演者の皆が素晴らしい演技。
台詞、間、表情。

言いたい事は沢山あるのだけど
僕は上手にまとめられそうにない。
(文才ないから)

「兄ちゃんのこんな暮らしを、
羨ましいと思った事があるかい?」
終盤、傷付いた寅次郎へのさくらの優しい言葉に胸が暖かくなり、目頭が熱くなる。

そしてラストシーン。
旅芸人の一座との再会。
なんと良く練られた脚本なんだろうか!
なんて爽やかなラストなんだろう!

観終わって、こんなにも清々しい気持ちになれる
映画も珍しい。

シリーズ通しても傑作だと思う。
日本の映画の中でも傑作だと思う。

絶対、観て損はない。
レンタルなら300円そこらでしょ。
お金払ってでも観て。

僕はこれを今スクリーンで観られるなら
1800円すぐ払うよ。











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