ナサラ農法開発者の翡翠先生のブログ

農業が注目される今、本物の農業が必要です。安心安全で環境に優しい農業を推進します。美味しい・栄養価の高いものへと・・

放射性物質をどう改善するか・・

2011-03-25 12:38:21 | 農業

今朝は、晴れて、朝からいい天気です。

しかし、昨日から寒くなりました。

外にある車のフロントガラスが、凍っています。

暫く暖かったのでの凍っていなかったのですが、随分冷え込んできたようです。

被災地では、もっと寒いだろうな~っと思うと胸が苦しくなりますね。

 

コメントにもありましたが、土に染み込んだ放射性物質を吸収させる植物を、探している方が多いようです。何とか、自分のところをしたいと思う気持ちは、よく分かります。そして、子供たちに譲り渡すのに、何とかしてあげたいと思う気持ちは、親なら誰でも思うことでしょう。

ひまわりが良いと言われる、学者もいるようです。そして他の植物も言われているようです。

私からの目線からすると、少し違います。ひまわりは1年で大きく育ち、葉や花も大きなものとなります。他の植物より、大きく育つことから、土中の栄養素を沢山吸い上げるので、効果はあるでしょう。土中の栄養素を吸い上げるだけなら、シモン芋の方が、もっと効果があるように思います。

しかし、吸い上げてから、その植物の処理も考えなくてはなりません。その吸い上げた植物を燃やしたりすると大気中にまた拡散する可能性があり、そうなると更に、人的被害が広がる可能性があることになります。

歴史を振り返ると46億年前に地球が誕生しました。40億年前に原子海洋が出来たと言われています。その頃に花崗岩や片麻岩、変成岩、堆積岩などが出来、プレートが形成されたと考えられています。原始大気に含まれていた亜硫酸や塩酸などが多く含んでいたため、雨が降っては、溶け込み海洋は、強酸性状態であったといわれています。地球上の金属、特に酸化されやすい物質が多かった為、酸素が吸収され、大気中には、酸素がほとんど無かったということになります。

38億年前に、真正細菌、いわゆるバクテリアの登場です。32億年前にシアノバクテリアの登場で、光合成生物の最古のものと言われるこのバクテリアが地球上に酸素を作り出しました。

27億年前にシアノバクテリアの大量発生により、どんどん酸素が増えるようになり、15億年前には、酸素量が現在の15%ほどまでに達しました。10億年前には、多細胞生物の出現により、どんどん進化が始まり、約5億年前の古生代カンブリア紀には、三葉虫などの動物が出現しました。このころ胞子によって繁殖するシダ植物が繁殖を始め、陸に上り始めました。まだ地球上の二酸化炭素量も多く、現在の約16倍ほどあったと言われています。

2億500万年前には、裸子植物の針葉樹林が出現し、1億5000万年前に被子植物の広葉樹林が出現しました。被子植物の出現により、昆虫もどんどん増え、植物も多くの種類が出現し、また動物も進化を続けていきました。

5億年前のシダ植物が、陸に上がるころは、まだ放射性物質や放射線量も多く、その中で生き抜いてきた植物です。

ラドン温泉などのあるところは、ラジウムが土質に含まれています。その付近の山をみるとシダ植物が多く生息します。放射性物質が多いところに生息している植物であるように視えます。

このことから、ひまわりやその他の植物に吸収させても、後処理も大変なこととなることでしょう。そして、シダ類には、放射性物質を分解させるような機能が含まれているように感じますが、まだその研究はしていないところですので、はっきりしたことは言えません。しかし、可能性はあるように考えています。それは、自然を視ているとそう思うからです。そして、土中の菌やバクテリアを活性させることで、大きく成果が表れると考えます。

チェルノブイリ事故では、菌やバクテリアが活発に繁殖できる環境化でないので、時間がかかっていると考えます。それは、温度に関係があると言えるでしょう。寒いところでは、限られた菌が分解をしていきます。熱帯のジャングルでは、大木も1年で土に変わっていきます。日本の本土では6~7年の年月が必要です。寒いところでは、数十年の年月がかかります。寒いところでは、分解が遅いということになります。

私が、被災地の土壌を浄化させるなら、腐植を散布し、ナサラ18Gを散布します。その後48Sとミネラル81の混合希釈水を散布させて、シダ植物を生息させるようにするでしょう。

土壌の浄化は、放置してもなかなか改善出来ないでしょう。また、半減期の長い物質は、元に戻るまでに数百年という年月が必要になります。

前項の方法であれば、数年で回復できる可能性を秘めていると考えていますが、私も放射性物質の浄化は、したことが無いため分からないのが現状です。

 

困っている人達や子供たちの為にも、実験し、良い改善方法を考えたいものです。

 

 

 

 



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