ナサラ農法開発者の翡翠先生のブログ

農業が注目される今、本物の農業が必要です。安心安全で環境に優しい農業を推進します。美味しい・栄養価の高いものへと・・

縮葉病

2013-06-03 06:46:49 | 農業

樹木診断にて

桃の葉が、縮れているような感じで、更に不炊けているようにも見えます。

これは、虫によるものなのか?果たして菌によろものなのか?

なんという病気?

桃や梅を育てている人は、よくご存知の病気でしょうね。

縮葉病です。

縮れてしまう葉の病気なので、このような名称となったのでしょう。

展開前のまだ若い葉に、縮れが発生します。

その後次第に赤っぽくなり、白っぽいカビが発生し枯れ落ちていきます。

この桃は、池のすぐ横にあります。

この病気は、常時、湿度が高くなるような所で発生します。

梅雨時期にも、発生しやすいですね。

この状態からは、通常の葉に戻りません。

切除して、焼却するしかないですね。

この病気は、芽や先端の枝にも残り越冬するので、翌年にも発生してしまいます。

殺菌しておく必要がありますね。

まず、縮れた葉は切除し、ミネラルと16Sを各1000倍希釈で散布して終了

効果的に農薬もありますが、やはり強い農薬は、樹勢も悪くしたり、環境破壊にも繋がりますので、安全な方法が良いですね。

  

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