たびびとの写真帳

*小さな旅の思い出写真集*
旅先・散歩中の心に残る写真が中心です。
旅の思い出・滝・風景・花の写真など。

このキノコは?

2018年10月08日 | 日記

 2018.10.7 (千葉港公園にて)

 台風25号通過後の日曜日、千葉市内では気温が30℃を超えた。一日中快晴で雲一つなく、久しぶりに港の夕景を楽しもうとカメラを持ってでかけた。汗をかきながら千葉港公園内を歩き回り、西空が徐々に茜色に染まり始めたので海辺に向かった。体育の日前日の連休中日で浜辺には多くの人影が見られた。

 ふと散歩道脇の草地に目をやると、夕日に照らされた白い大きなキノコがあちこちにたくさん生えていた。つぼみは丸っこく傘が開くにつれて白さが目立ち、いちばん開いた傘はまん丸で平になっていた。きれいな形で、これは食べられるキノコなのかなあなどと思いながらしゃがみこんでカメラを構えた。なんとなく食べられそうな感じもしたが、毒キノコが多くて危ない。手も触れず帰宅してから調べてみることにした。

 

 家に戻ってからウェブサイトで先ずは「毒キノコ種類」で時間をかけて探してみた。その結果、このキノコの名はほぼ間違いなく「オオシロカサタケ」であることがわかった。驚いたことに「主な毒キノコ40種類」の中に入っている危険な毒キノコだった。傘の大きさは最大20cmにもなり、街中の公園の草地などでもよく見かけられるキノコだという。食べると消化器系に障害が生じ重症になることもあると書かれていた。やはりキノコは怖い。

 

 夕日が富士山に近づきそうな位置に下りてきた。上空にはまったく雲がなくひょっとすると・・・と思ったがそう簡単にはいかない。まもなく西空のいちばん下にだけ雲の層が見えてきた。これでは富士山の稜線も見えない。この日の収穫は真夏日の暑さに負けず散歩して、「毒キノコ」一種をはっきりと覚えたということで満足することにしよう。

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