流れゆく雲に

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立川談春 豊中独演会

2017-04-24 14:02:06 | 落語

4月21日(金)豊中市立文化芸術センター大ホールへ立川談春の落語を聞きに行ってきました。

 

 

きっかけは演目です。「居残り佐平次」聞いたことあるタイトル。

今公演中の、宝塚歌劇団雪組の演目「幕末太陽傳」を構成している落語の一つ。

「幕末太陽傳」とは、川島雄三監督の代表作で、「居残り佐平次」を中心に「品川心中」「三枚起請」「お見立て」の古典落語を組み合わせ、品川遊郭を舞台に織りなす人間模様を描いた映画。

21日は公演の初日でした。ずっと前に初日は売れ切れでした。そんな時、見つけた落語の演目。

豊中文化芸術センターは1月に竣工になり、さだまさしさんや、倉本聡さんの富良野塾の公演があり、一度行きたいと思っていました。タイミングが合わず、富良野塾を観劇できませんでした。そうしたら、「居残り佐平次」が目に止まり、行かなくちゃ、となりました。

落語は2席

 

立川談春の落語は初めて聞きました。楽しい、おかしい、迫力満点だ。

場所が豊中なので話題の森友学園や籠池さんの話を折りこみながら、「この話いやですか?」「大丈夫ですか?」と話は進みます。

佐平次って憎めない奴ですね。遊郭でお金が払えずに居残って、お客の相手を勝手にして問題を解決したり、わいわい騒いでご祝儀をもらったり、面白楽しく時を過ごしていく。不思議な人物。

談春さんと言えば「下町ロケット」の殿村さんです。自分でも言っていました。(笑)

独演会だからいいんですけど、本当にたった一人でされたのには驚きでした。

前座はお弟子さんとか兄弟子とかが噺されるのを聞くばかりですから。

 

こんな落語を聞いたら、早く「幕末太陽傳」を観たくなった。

 

 

 


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