
3月18日は初めての"禅ヨガ"体験で京都東山にある南禅寺の塔頭寺院・光雲寺(通常非公開)さんへ。
























以前には数度公開があり拝観していますが、ここ最近は全くありません。
開山はナント南禅寺開山の無関普門(むかんふもん)禅師(国師号は大明国師)、開基は東福門院和子(まさこ)さまで弘安3年(1280)に創建されました。
南禅寺にとって大切な寺院で、ご住職は田中寛州(かんじゅう)老師、またまたナント南禅寺管長猊下であります。
東福門院は徳川二代目将軍秀忠公の娘で14歳で後水尾天皇に入内(じゅだい)し、後に中宮になられています。


おふたりの間に誕生された後水尾天皇第二皇女が次の明正天皇に即位されています。




仏殿とその前に広がる庭園です。
仏殿と明正天皇ご寄進の鐘楼は京都市指定文化財になっています。
戦時中、多くのお寺の梵鐘が供出されましたが、こちらの梵鐘は天皇さまのご寄進と言う事で供出を免れたそうです。
先ずは組物が立派な仏殿で老師のご指導で坐禅がありました。(15分を2回)
結跏趺坐は無理なので半跏趺坐で坐禅を組みます。
呼吸を整える事だけに集中します。
煩悩だらけの僕には"無"を体験する事は出来ませんが、背筋を伸ばし、ただただ呼吸に集中する時間は日頃を離れた貴重な時間に感じ心身ともにリフレッシュした爽快感があります。
坐禅に続き、マミ先生の指導で初体験の"禅ヨガ"です。
体にあまり負荷がかからないヨガポーズから始まり、屈伸や体幹を鍛えるポーズまでマミ先生や周りの方々を見よう見まねで"必死"でついて行ったって感じです。
約1時間あったようですが、ホント、あっという間の"心地良い時間"でした。



ヨガが終わり皆さん着替えを済ませ書院へ。
(もちろん、皆さん女性でおっさんは僕だけです。)
光雲寺庭園を眺めながらお菓子とお抹茶を頂きました。
庭園は東山の山々を借景にした池泉回遊式庭園です。
すぐ近くを流れる琵琶湖疏水分線の水を引いた素晴らしい庭園です。
江戸時代の「都名所図会」にも掲載されている名庭園ですが、昭和2年に南禅寺界隈の多くの庭園を手掛けた七代目小川治兵衛(植治)により改修されています。


仏殿内部や光雲寺庭園は頂いた由緒書をご覧下さい。
また、是非に参加させて頂きたいと思う貴重な体験でした。
最後には貴重な貴重なお土産を頂きました。





またまたナントですが、南禅寺管長猊下の色紙と禅林各派の管長猊下の墨蹟が月替りになったカレンダーを頂きました。
帰宅し、中身を見て驚くばかりでした。
老師さま、マミさま、アシスタントの方、ありがとうございました。
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます