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「数に強くなる」言葉がけ

2016年09月19日 | 新聞や雑誌の記事
● 脳科学おばあちゃんの 「数に強くなる」言葉がけ

 時間の長さは数字で表しますが、私は時間の概念を子どもが身につけるための一助になればと思い、日ごろ心がけたことがあります。

 それは、数字に興味を持たせることです。

 孫が生まれて、家の時計を長針と短針がついたアナログ時計に替えました。

 壁かけだけでなく、置き時計も替えました。

 私は、わかる・わからないは無視して、時計の音を聞かせ、「長針」が動くことに注意を払わせました。

 せわしく動く秒針にはすぐ興味を持ちますが、すぐ興味を失います。

 子どもには、

 「もう3時ね、おやつにしましょうね」
「たくさんお昼寝したね。1時間もよ。2時から寝ていたよ」

 と、時計を見ながら、数字を入れて話してください。

 これは、子どもが生まれてすぐに意識してやる“時計についての話しかけトレーニング”であり、お母さんの心得です。

 的確にお話しをするお母さんや、ていねいに同じ話しかけを繰り返すお母さんの子どもは、まわりよりも早く言葉を使い始めます。

 幼児には、

 「長い針がここにきたら、お出かけよ」
「針がここまできたら、おもちゃのお片づけね」

 と、字に興味を持つ前から指を差して、時計の針の位置を教えましょう。

 幼児は針の角度を図形でとらえ、記憶します。

 やがて、数字にも興味が出てきます。文字よりも早く、「0」~「9」を知ります。

 カレンダーなどの数字に興味を持てば、感覚的に言い表しにくいものでも、脳の中にとり込み始めます。

 お母さんは、湯船につかりながら、子どもに「1、2、3」と数えさせます。

 これが100まで数えることができると、お母さんは、「三つ子の魂百まで」の自慢をします。

 私は早くから、息子に身体の洗い方を優先させて教えていました。数を覚えさせるのは、その後です。

● カウンティング行動は、 なぜ効果があるのか? 

 お風呂は有効な学習の場です。遊びながら楽しく数に親しみましょう。

 私は、初めて数を数えるときに「温まる時間を数える」ことをしました。

 あごまで身体を沈ませ、号令に合わせて「1、2、3……9、10」と、数を言うときに、身体を前後させるカウンティング行動をあえてやらせ、次に、カウントダウンを始めます。

 「10、9……3、2、1、0! 」ですばやく湯船で立ち上がらせます。

 ゼロはゴー(GO)、つまり、ロケットの発射の意味です。

 これを3回もやれば十分。英語で言っても大丈夫です。

 ここであえてカウンティング行動をともなわせるのは、数の意味を理解し、速く行動を起こしやすくするためです。

 「数」は万国共通の意味を持っています。

 楽しく数えることができ、ゼロの概念がついてくれれば儲けものです。

● これだけは「やってはいけない」

 ただし、注意しなければならないのは、日本語の場合、「1、2、3、4、5、6、7、8、9」のうち、「4」と「7」を「よん」「なな」と言ったら、カウントダウンするときも、「よん」「なな」と必ず同じように読むことです。

 こうすることで、数字の意味をきっちり理解してもらいます。

 決して、「し」「しち」と、カウントダウンしてはいけません。

 また、日本語には、いろいろな呼び方があります。

 子どもが自然に受け止められるよう、気をつけてあげてください。

 <競博士のひと言>

 ものの量を表すのに、「アナログ量」と「デジタル量」があります。

 どちらも、赤ちゃんのときにはわかりません。

 どちらも、前頭前野が働くことでわかるようになります。

 最初は数字に興味を持ち、「0~10」を覚えるときには、数字の順序も教えます。

 1、2で、親指と人差し指を曲げてもらいます。

 時間の概念を覚えるためには、アナログ量とデジタル量を使い、アナログ量を使うときにアナログ時計を見せ、図として覚えてもらいます。

 午後2時なら、長針と短針がどこにあるのか、イメージしてもらいます。

 「ゼロの概念」も早くから持たせましょう。

 2015年に、東北大学大学院医学系研究科生体システム生理学教授の虫明元(むしあけはじめ)氏のグループが、「ニホンザルの頭頂連合野の神経細胞がゼロの符号を書いた図に反応する」ことを報告しました。

 同じ神経細胞が、何も書かれてない図(からっぽの図)にも反応したのです。

 これで、ニホンザルが「ゼロの概念」を持っていることがわかりました。

 サルが「ゼロの概念」を、どのように使っているかはまだ知られていませんが、「ゼロの概念」を持っていない人の能力はサルに劣ることになってしまいます(笑)。

 2014年に、ユニヴァーシティ・カレッジ・ロンドンのセミール・ゼキ教授(神経生物学)らが、数学者に数式を見せて「美しい」と感じるか、そして美しいと感じるのは「脳のどこか」を調べました。

 その結果、すぐれた数学者は、数式や数の配列を見て美しいと感じ、そのとき、前頭前野の前の内側部分が働いていることを突き止めました。

 これは、普通の人が美しい芸術作品を見たり、美人の顔を見たときに働く場所でした。

 ここは、賢い人のほうがよく働きます。

 「数列の美」がわかるようになるまで、数の勉強をしましょう。

 子どもの部屋に、美しいカレンダーを飾っておくことをお勧めします。

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