先日、88歳の女性から「お金がなくて病院に行けない」と悲痛な相談を受けました。
議会が終わり、福島議員と一緒に自宅に伺いました。
この女性は、「目が開きにくい」難病を抱えながら、高血圧、精神的な病に加え、大腿部骨折による不自由な体でした。
病院や買い物は全てタクシーを使っておられ「病院代よりタクシー賃が高い」とおっしゃっていました。
3カ所の病院に通い一カ所は週2回通われています。
年金は、月9万円で、タクシー代が生活を圧迫しているとのことです。
月一回の「目の治療」に約1.5万円とタクシー賃もかかるので先月は病院に行かなかったといいます。
家では煮炊きはせず。食事はスーパーの買い物で済ませ、ガスは「空だき」になるので、お湯は電気ポットを使っているそうです。
主人に先立たれ、子どももいなく一人くらしをされ、唯一の楽しみは、猫との癒やしの時間だそうです。
近所の方が、時々食べ物の差し入れをしてくれるそうです。
「介護認定」で、身の回りや買い物、介護タクシーが使えればと手配しました。
60代で発病し、今日まで苦労されながら暮らしてこられたことを思うと、もっと早く相談にのれなかったのかと悔やまれます。
我が家のツバメは賑やかです。