1㌶で何人を養えるかを試算した表が上の図です。
TPP推進論者のなかに、「日本の農業は非効率」と盛んに日本農業は非効率的と攻撃しています。
確かに日本の数百倍から数千倍の面積で、荒っぽくやっているアメリカやオーストラリアと比べるとコストはかかります。
しかし、土地の利用度の高さは日本がダントツです。
水田は、大規模化すれば湛水管理が難しく収量は落ちます。
畑も、他品種栽培でこそ病気や害虫への抵抗が増えて収量を上げることができます。
「そんな面倒なことをやってられない」。と、農薬漬けと遺伝子組み換え作物がもてはやされています。
日本には日本の地形と気象などの環境に順応した農業にやり方があるのです。
これを「経済性だけで壊す」のがTPP協定です。
農業だけでなく全ての分野に「アメリカ方式」にもっていいのでしょうか。
日本の伝統や経済の仕組みは守りたいものです。