「戯言の部屋」

セピアス、戯言を語るの間

コトリバコについての考察 ※閲覧注意

2009-03-15 21:52:38 | Weblog


 今頃になってコトリバコについて語ってみる件(・ω・)
 ちなみにコトリバコの都市伝説は「非常にヤバイ」とされています。
 それについての話を読んだだけでも、体に悪影響があると噂されています。
 だもんで、以降は自己責任で読んで下さい
 
 引 き 返 す な ら 今 だ m9(´・∀・`)←ちょっと嬉しそう

 さて、「コトリバコ」ですが。
 正確には「子取り箱」です。
 とんでもない呪術力で憎い一家を破滅させる、陰惨な呪いです。
 島根県が発祥?という噂(あくまで噂です)
 ググって調べたところによると、1860年~1880年代頃にあるで生まれた呪術らしいです。
 酷い迫害を受けてきたの人が、自分達に圧力をかける輩に「脅し」をかけるため。
 編み出した「呪術的な武器」が「コトリバコ」なんですね。
 コトリバコは、カラクリ箱のような形をしていて。
 こう、簡単には開けない構図になっているらしいです。
 残念ながら、箱の作り方はどこにもUPされておりませんでした(って当たり前か)
 ちなみに、これがコトリバコかも?という写真はめっけました↓

 モノホンかは分かりませぬ(;´Д`)y─┛~~ ムッハ~
 んで、カラクリ箱をコトリバコにするのには以下の工程を経るらしい。
1 箱の中を雌の畜生の血で満たす
2 一週間放置
3 血が乾ききらないうちに、間引いた子供の体の一部を入れる
  子供の年齢によって、どの部位を入れるかが異なる
 ○生まれた直後の子:臍の緒&人差し指の先(第一関節くらいまで)&ハラワタを絞った血
 ○7つまでの子:人差し指の先&ハラワタから絞った血
 ○10までの子:人差し指の先
5 蓋をして、憎い相手の家に送りつける
 だそうです(-ω-)
 しかも、何人の子供を犠牲にしたかで箱の呼び名が変わるらしいです。
・1人・・・イッポウ
・2人・・・ニホウ
・3人・・・サンポウ
・4人・・・シッポウ
・5人・・・ゴホウ
・6人・・・ロッポウ
・7人・・・チッポウ
・8人・・・ハッカイ
 8人以上入れたらマズイらしいです。ってか、8人もヤバイらしい。
 大概は7人までで、当然の如く間引かれた子供が多いほど呪術力は上がるそうです。 
 コトリバコの効能は、ともかく女性と子供に及ぶといわれています。
 腸や腹などの内臓が、徐々に「千切れて」いくそうで
 子供が死に絶え、女性もいなくなるので、跡を継ぐものがいなくなり。
 そうして一族を滅ぼす・・・という「呪い」なんですね キャァ━(艸゜Д゜il!)━ァァ!!!

 さて、ここから本題

 コトリバコの話を読んだ時、ふと思い出した。
 確か「呪い」の呪術で「巫蟲」ってのがあったんじゃなかったかなと。
「巫蟲」ってのが正しい言い方か分からないですけどね(;・ω・)
 私の記憶が確かならば・・・。
 まずムカデ・蛇・蠍・ヤモリ・ガマなどの5種類の毒虫を採って、一つの甕に入れる。
 これを密封しておくと、それぞれが共食いをする。
 そして最後に生き残った毒虫を蟲毒として巫蟲術に使う。
 具体的には、憎い相手の家の敷地に埋めたり、直接飲ませて殺したり
 という道教に伝わる呪術なんですが。
 ちょっと似ているような気がして。
 共通点は「箱」だけなんですけどね(苦笑)
「箱」に「負のエネルギー」を閉じ込めることで、それを呪術的に利用する「発想」が。
 ちょっと「コトリバコ」と「巫蟲」と、通じているように思ったのです(ノ∀`)エヘ
 コトリバコは発祥が不鮮明ですが、案外道教の流れを汲んだ呪術なんじゃないかなあ?
 などと、(まったく根拠はないですが)思いました。

 ちなみになんでこの「コトリバコ」が単なる「昔話」ではなく、「都市伝説」となっているかというと。
 コトリバコの話を読んだ人は、「腹痛」を起こすと言われているからですwww
 ちなみに、男性も腹が痛くなるらしいですよwwww
 なんでやねーん(*`∀´)ノって感じですがwwww

 
「自己責任」系の都市伝説を読んでいた際、見つけたものをもうひとつ
 地味に怖いなと思った『トミノの地獄』
 これは、大正から昭和にかけて活躍した西條八十という方の「詩」です。
 27歳で処女詩集『砂金』を発表して、たちまち象徴派詩人として有名になりました。
『トミノの地獄』は、その詩集『砂金』に収録されている詩です。
 以下全文を書きます。

トミノの地獄

姉は血を吐く、妹(いもと)は火吐く、
可愛いトミノは宝玉(たま)を吐く。
ひとり地獄に落ちゆくトミノ、
地獄くらやみ花も無き。
鞭(むち)で叩くはトミノの姉か、
鞭の朱総(しゅぶさ)が気にかかる。
叩けや叩きやれ叩かずとても、
無間(むげん)地獄はひとつみち。
暗い地獄へ案内(あない)をたのむ、
金の羊に、鶯に。
皮の嚢(ふくろ)にやいくらほど入れよ、
無間地獄の旅支度。
春が来て候(そろ)林に谿(たに)に、
暗い地獄谷七曲り。
籠にや鶯、車にや羊、
可愛いトミノの眼にや涙。
啼けよ、鶯、林の雨に
妹恋しと声かぎり。
啼けば反響(こだま)が地獄にひびき、
狐牡丹の花がさく。
地獄七山七谿めぐる、
可愛いトミノのひとり旅。
地獄ござらばもて来てたもれ、
針の御山(おやま)の留針(とめばり)を。
赤い留針だてにはささぬ、
可愛いトミノのめじるしに。


 オドロオドロしくも、どこか物悲しいこの詩なんですが。
 この詩を「音読すると死が訪れる」という都市伝説があるのです キャァ━(艸゜Д゜il!)━ァァ!!!
 真偽の程は定かではないです。
 チキンな私は音読したことないですが。
 音読したけど何も起こらなかったし死んでねーよ!っていう、勇者の書き込みは見ました(しかもひとりかくれんぼ中に音読したらしい・・・どんだけww)
 どーしてこの『トミノの地獄』がそんな逸話を齎したのか・・・。
 その検証をすると、面白い事件とかが見えてきそうで。
 個人的には楽しそうwwwって思います。
 で も や っ ぱ り 音 読 は 出 来 ね え 


 さて。
 今回は「自己責任」系の怖い話について書いてみまんたw
 私独りだけ呪いをかぶんの嫌なんで。
 読者の方にも、同じく呪われて頂きたい次第wwwww
 向こう3ケ月新しい記事がUPされなかったら、「呪いはあったのだ」と思って下さい。
 まず1ケ月UPされなかったら・・・・。
 そん時は「煩忙期が忙しいのだ」と思って下さい(´;ω;`)ブワッ


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43 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
Unknown (紅華)
2009-03-23 21:08:58
読んじゃいました・・・
ナニか起こったら報告します。
(ΦωΦ)フフフ (セピアス)
2009-03-29 23:28:30
 あら~読んでしまいましたかw
 最初に「閲覧注意」って書いておいたのに( ´^ิ^ิ`)ドュフ ←嬉しそう

 霊障は、「忘れた頃」にやってくるそうです。
 是非、一緒に苦しみましょうwwww
巫蟲? ((´ω`))
2009-08-10 01:28:13
蟲毒 (こどく)の事ですか?
昔からある呪術ですな♪
毒のある蛇、蛙、蜘蛛や百足なんかの虫を同じ箱とか壺に入れて、生き残った1匹を殺し
それを使って相手を呪うってヤツ(´∀`)
こんばんは~ (セピアス)
2009-08-19 03:57:37
(´ω`)さん
 ご来訪ありがとうございますw

>巫蟲?
>蟲毒 (こどく)の事ですか?
 はい、そうです。
 自分が過去に見た文献では、「巫蟲」という書き方されてました。
 が、しかしかな~り昔の記憶なんで相当怪しいです(´ω`)

>毒のある蛇、蛙、蜘蛛や百足なんかの虫を同じ箱とか壺に入れて、生き残った1匹を殺し
>それを使って相手を呪うってヤツ(´∀`)
 そうですそうです!
 この術を初めて読んだ時に、怖いな~って凄い思ったんですよ。
 犬を地面に埋めて首をはねて、呪いをかける呪術も怖いですけど。
 こういう複数の虫を使うものは、それだけ呪いが強くなりそうで怖いですよね(;-∀-)ドキドキ
Unknown (Unknown)
2009-09-20 21:07:43
音読できね~www
Unknown (セピアス)
2010-01-02 15:56:04
私も音読出来ませんwww
結構ビビリーです(*ノ∀ノ)キャッ
Unknown (Unknown)
2010-03-31 22:32:20
コトリバコの画像を調べましたらココにきました。
夢の無い話で恐縮ですが、画像の箱は残念ながらダイソーで売ってる木製のパズルです(私も持ってます)。
完全に組み木になっているため中に空洞はありません。
ただ、本当にコトリバコなるものが存在するのなら、こういった代物なのかもしれませんね。
Unknown (Unknown)
2010-04-03 08:49:37
トミノ地獄を少し変えた寺山修司の歌があったのを思い出した。冒頭がそのままだったので、つい歌っちまったよ。こういうところに寺山も感銘を受けたんだなー。
Unknown (Unknown)
2010-06-26 01:26:58
音読したけど、漢字の読みが正しく読めたかわからん。
地獄谷七曲り-じごくだにしちまがり
でいいんだろうか?
kkk (k)
2010-07-10 22:39:25
あ、漢字読めなかったお。          
でも音読したった...
主のバカヤローッ(><;)
死んだらどうする(ごめん、主は悪くない