金沢ミステリ倶楽部

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第36回例会「本陣殺人事件」鑑賞

2024年06月18日 19時00分43秒 | 例会
金沢ミステリ倶楽部の例会を振り返ります。

第36回例会は2011年7月16日、参加者は10名でATG製作の「本陣殺人事件」を観ました。1975年の映画で、中尾彬が金田一耕助を演じています。監督は高林陽一です。
「こんなファッションの金田一なんだと思った。トリックを映像で見るとわかりやすかった。琴爪で指紋が残っていてすぐわかるだろう。切った手で何をしたのか?」
「わかってからひっぱるひっぱる。解決してから30分ほど続く」
「原作を2年前に読んだが、全く覚えていなかった。犯人もトリックも。原作に忠実なんですね」
「スマートな金田一だった。三郎が背中を切ったのをどうやったのか、何度読んでもわからない。指紋でばれそう。横溝正史で機械密室物はこれくらいだと思う。面白いし珍しい。映画ひっぱりすぎ」
「懐かしい感じ。金田一は石坂、古谷のイメージがあった。それらは生首が飛び出すなどビックリさせる演出だったが、「本陣」はおとなしめだった。すーちゃんの顔が一番恐かった」
「角川映画のイメージが強く、作り方が違う。原作を読んでいまいちトリックがわからなかったが、映像で見るとわかった。ただむずかしくて、ちょっと何かがうまくいかないとうまくいかないトリックだと思った。三郎が喜々として手伝っているのが不自然。小説から省略されているからか」
「原作、視覚的に見るとよくわかった。やはりすーちゃんが恐かった。三郎の本棚が原作を読んで期待して見たが、普通の本棚だった」
「はじめて見た。中尾彬が若い。小説は時間の制約がないが、映画は時間の制約があるので、省略されているのはしかたない。映像の宿命。映画としてがんばっていた。スタッフが原作に惚れて作ったという感じ」
「原作は長編というより長めの中編なので、よく引き延ばせたと思う。ドラマ化したら1時間くらいになりそう。機械的トリックは映像化すると面白い。映画であまり「殺人事件」というのはないので「本陣殺人事件」というタイトルが映画らしくない。「三本指の男」の方が映画らしいタイトルだ」
「昔劇場で観た時、入場するとちょうどトリック解明部分でビックリした。機械トリックは映像で見ると面白い。「斜め屋敷」も映画化してほしい」


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