金沢ミステリ倶楽部部員のミステリとの出会いについて載せます。
高橋 ミステリとの初めての出会いは、今から46年前、ガストン・ルルーの『黄色い部屋の謎』ジュブナイル版でした! 幸いにも、ネタバレせずにミステリの原体験ができたことは幸甚でありました! ロックに卒業なし! とは聞きますが、ミステリにも卒業なしであります! そんなこんなで出会ってからは、ミステリという名のファムファタールに恋焦がれ、幸せに振り回されております! 『黒衣夫人の香り』も良かった!
ミステリは、小説としての地位は低いと言われていたこともありますが、古典と呼ばれる作品があるということは、哲学も介しているものだからなのでしょう。
今では、情報が乱れ飛ぶ時代だからこそ、ノイズとなるものに目を伏せ、時間をかけて向き合うキッカケを作ってくれた『黄色い部屋の謎』は、心のベスト10に入る傑作であります!
ミステリは、小説としての地位は低いと言われていたこともありますが、古典と呼ばれる作品があるということは、哲学も介しているものだからなのでしょう。
今では、情報が乱れ飛ぶ時代だからこそ、ノイズとなるものに目を伏せ、時間をかけて向き合うキッカケを作ってくれた『黄色い部屋の謎』は、心のベスト10に入る傑作であります!