青年期で異性交際をしてどこまで許されるか?
「青年期で異性交際をしてどこまで許されるか?」
考えようによっては、この上ないお節介な質問ですよね。街でいきなり、高校生にこの問いを発してまともに関わり合ってもらえると思いますか(笑)?
「はあ?」
でしょ。
倫理の私の授業ではこの問いを考えてゆくことになります。倫理のどのテーマもそうですが、これが正解などという答えなんぞありません。自分の脳味噌で自分の力で考えるのです。
さて、その上でもう一度しつこいようですが、質問します。
「青年期で異性交際をしてどこまで許されるか?」
愛していればセックスをしてもよい
毎年、倫理か現代社会の授業でこのテーマを扱います。ここをクリックしてもらうと今年のみなさんのこの問いに対する回答が見ることが出来ます。まとめていうと、
「セックスをするのはあたりまえじゃん」
というのと、留保条件として
「愛していれば」
をつけて、まとめていうと、
「愛していればセックスをしてもよい」
とみなさん、回答されています。これは、みようによっては、きわめて常識的な回答かもしれませんね。
「今時、つきあって何にもなしってのもねえ」
とか、
「まだ、処女?」
「まだ童貞?」
愛していたらセックスはできない
授業は、この一般的な常識を疑うところから始めるのです。
「愛していればセックスをしてもよい」
ではないのだ。
「愛していればセックスはできないのだ」
「愛していなければセックスはできるのだ」
「どこまで許されるかだって?手も握ってはダメ」
「なんでか?手を握ったら子供ができるから」
こういう一見ばかげた結論をまず提示します。そして、この結論へとむけてみなさんを追いつめていきます。そして、1か月後みなさんにもう一度この問いを発することにしましょう。その時に、みなさんがこのように言うのが今から目に見えます。
「先生!手を握るなんてとんでもないことですね!」
そうです。このマインドコントロールをこれから全力でみなさんにむけて行います。そうです。これを
「木村マジック」
と呼びましょう(笑)。
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