イラストゥ~ンの穴

旅するイラストレーターのスカンピン生活

『「30th Anniversaryアウトラミー」お疲れさまでした』のつづき

2016-10-25 | お仕事
翌日はのんびり静岡の山を散策しようと天竜から秋葉、春野から県道で川根へ。
林道を20キロほど走ったあと、野営地を探して大井川鉄道「青部」付近をうろうろ。
お目当ての林道が見つからないので、大井川の広い河原で豪華流木パーティーに変更。
四駆でも厳しそうな深い砂利ですが、さらに奥に平らな砂地が見えたのでステップの深さまではない流れを渡って岸まで行くことに。


楽勝に思えた流れの下の床も踏み固められていない砂利に石だったようで、今まで経験したことのないフワフワの感じ。
スタンディングがいけなかった!
フロントがとられた瞬間、足を出すのが遅れて左側にガッシャーン!!
初転倒!!祝転倒!!
疲れていたのか、荷を積んだKLが重くて重くて、引き上げようとして足を滑らせて全身水につかってしまった。
写真を撮る余裕はなく(カメラも水没)脱出。
オフ車って丈夫だナ、クラッチレバーが曲がって(折れるように溝を掘っていたのだが…折れずに曲がった)
グリップエンドが破けてサイドスタンドがちょっと変形してタンクが傷付いただけの軽傷だ。
それより自分の体の方があちこち痛むぅ。
ひと段落して我に返ると夕日が沈みそう。
さ、さ、寒い~!!
シベリアだったら凍死してるよ。


誰もいないので全裸になって焚き火をおこすのだ。
あ、着替えの下着は自作のタイベック袋の中で濡れてないはず。
とりあえずシャツとパンツだけで流木パーティー、濡れたものを(すべてですが)乾かします。
1時間もしないうちにポツリポツリ、黒い雲が広がってきたなぁ。
おでんとビールでくつろいでいたら本降りになってしまった。
このまま雨が続けば明日朝の川渡りはさらに深いのだろうなぁという心配は明日することにして
FMから流れる中島みゆきの「時代」に心震わされ、もう一本ビールを開けるのでした。
木があるから焚き火で濡れたものを乾かせる、川があるからスーパーデリオスで濾過して飲める。
知らない鳥がキーキーさえずり、近くで鹿が声をあげた。
ランタンにはガガンボが集まってきた。
なんだろ、全部あって安心。
山って全部そろってるから好き!
俺ってダメなヤツ。
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2 コメント

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Unknown (コーノ)
2016-10-25 15:41:02
転倒フルチンキャンプご苦労様です(^_^)v
vsop (勝また)
2016-10-25 17:58:38
お世話になります~!
何年振りだったのに見た目がまったく変わらなかったですね!
こちらは老眼がひどくてひどくて!

全裸で流木を集める姿は「美しい原始人」だったと思います!
それにしてもまだ体中が痛いです(^_-)-☆

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