イラストゥ~ンの穴

旅するイラストレーターのスカンピン生活

まだ続いてます

2013-01-19 | ハンドメイドナイフ
外形の成形が済んだら、ブレードに傾斜をつけて削っていきます。
鉄鋼用ヤスリもピンキリで、キリはニコルソン辺りでしょうか。
よく削れると評判です。
しかしもちろん、僕はピンのホームセンタースペシャル一本です。
使い方を間違わなければ、十分使用に耐えてくれます。

左右対称に仕上げるために、ブレードの厚みの中心をけがきます。
専用の道具は使い勝手もいいでしょうが、そんなお金はないので
ワッシャーを削って代用します。
(ちなみに、焼き入れで欠ける可能性があるので、エッジは0.5
ミリくらいの厚さを残して仕上げます。)
削る部分はクリアファイルから切り出したパーツをブレードに
当てて針でけがきます。
とにかくお金はかけませんヨー!



ブレードに対してヤスリを垂直に当ててひたすらに削ります。
単純だけど集中も必要、苦行のようでもありリズムを刻んでいると
時間を忘れる楽しい行程です。単純作業を繰り返していると、
催眠にかかったようにポワ~ンとなることってありません?
「単純作業ーずハイ」かも。

ただ平らに削るだけなのですが、これが意外と難しい!
両腕に力を均等に入れることが難しいから、どうしても真ん中が
盛り上がった形になってしまいます。見た目ではわからないレベル
ですが、鋼尺を当てるとすぐにわかります。
当初のデザインはあまり気にせず、好きなように進めています。
ゴールは遥か彼方
コメント (2)
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