大々的に部屋の掃除してました。
取り敢えずカオスなテーブルの上を綺麗に。
床も、洗濯物は畳んであったので全部しまって。
いや、本当に何時誰が家に来るかもしれないので。
今朝のT君がアパート迄送ってくれて、然も私が起きる迄転寝こそすれ待っててくれたとか予想外なので。
此処最近(主に女の子集中的に)"付き合え"と言われ続けて数週間。
思う所があるので申しますが。
私にまともな男女の付き合いが出来ると思っているの?
いや、何か根本から否定的ですけど、本当にそう思う。
私の性格的に無理なんだよ。
判ってるから、一線引かないといけないと思いつつ頼って、結局其れで後に後悔するパターン。
あー本当にどうにかしなきゃ、自分自身。
床に倒れた私をおぶってベッド迄運んでくれたT君ですが。
私其の時自己嫌悪とか色々悲しくなりました。
まァ、そうだね。彼にはいい女(ひと)とうまくいって欲しいね。相手を優しく出来る人だから。
そう思うと、結局自分は一人なんだと思う。違うかもしれないのにそうしか思えなくて独り善がりもいい所。
頼りたいと思って、でも頼るのは"いけない事"だから(依存になる)其の狭間で身動きが取れなくなる。
私は結局は何処に行きたいのかさえも判らないで、右往左往しては立ち止まって、其処が全く変わらないスタート地点だと後に知る。
そう。
怖いんだよ。
自制の鎖が解けなくて、進むのが怖くて結局は鎖に甘んじる。
動かなくても遣っていけるんだと思うと動きたくなくなって、其の先に憧憬の視線を向けて背中は黒い溜息をついている。
変わる事。
其の先が変わる事。
二転三転する事が何よりも怖い。
望まなければ壊れないのなら、望まなければいい。
アンバランスで硝子の世界を壊してしまうくらいなら私は涙の一つも見せはしない。
紅い涙は身体中から流れ、時間と共に黒く固まっていく。
洗い流して、囲い隠す為にアルコールがあるのなら、涙と血液の分だけ用意すればいい。
怖い怖い怖い。
変わる事が。
未来が動かなければいい。
私の立場が色を変えなければいい。
依存を止めなければ。
距離をおこう。
此れから。
距離を置いて、笑顔を貼り付けるのはもう得意になった。
雫を落とすのは一人の時だけでいい。
私がどうしたいのか何て、私にだって判らないのだから。